三連休の中日、土曜は早めの昼食を取って横浜へ向かう。

京急で横浜、JRに乗り換えて小机…と思っていたら京急に乗った途端に人身事故のお知らせ。三崎口行きが金沢文庫行きになったが、数分後に再び三崎口行きとして復活した。「定刻通り運行しておりますが、この先どうなるか分かりません」と言いつつ柔軟に運用する京急、流石である。見習え鹿児島本線。

ということで、代表戦を観に行く途中で人身事故に遭うのは3回目である。秩父宮ならどうにかして行けるけど、味スタ、レベスタ、日産スタと秩父宮以外の代表戦では結構高い確率のような気がする。

西ゲートからだったので、新横浜で大量に降りる人々を横目に小机まで。降りたらホームが人でギッシリだが飛田給で良くあること。出てから歩くが暑い。

日本協会の情報発信力は随分マシになったけど、試合当日の情報等はサイトの導線がメチャクチャで分からない。先週のレベスタの時は臨時バスがあるのかどうか分からなかったし、今回も手荷物検査が有るのか無いのか、ペットボトルがOKなのかダメなのかなど分からなかった。サッカー協会とかJリーグを見習って欲しい。

結局ペットボトルはOKだった。多分、瓶・缶がダメだったんじゃ無いかな。

実は日産スタ初めてです。「2階席 [7F]」という謎表記。グルグルと階段を上がるのだけど、暑い。

外を見るとワラワラと集まってくるアリ共。開始30分前ぐらいに着席。

収容人数7万以上というのは伊達ではないですね。これなら決勝出来そうだ。

試合は大方の予想通り、Wallabies に玉砕。30-63。ただ、後半は1点差だった。

前半の日本代表はつまらない反則を悉く得点に繋げられるというレベルの低い状態。ノーバインド、ハンドなど回避出来るはずの反則で、Wallabies は確実に得点に繋げる辺りが流石。特にラインアウトからのサインプレーが綺麗に決まったのは見ていて気持ち良かった。ジャパンは良いところ無し。特に前半最後の中途半端なキックを特にチェイスもせずにカウンターからトライを取られたのは蹴った瞬間に「ああダメだ」と思うぐらいダメで、残念なプレーだった。

後半に入ってもタックルミス1つから大きなゲインを許してしまうのは先週の World XV戦と同じ。前にでるディフェンスは評価出来るが、抜かれてしまうと止める術が無いのは走力、体格差で仕方無いのかな。一方で、ジャパンのカウンターは悉くライン際に追い込まれていて、取れたトライはFWがゴリゴリいったのだけだったのではなかったか。
後半の規律、ディフェンスは良かったのかな。ただ、Wallabies は深めのアタックラインで突っ込んでくるディフェンスをいなすことも出来たはずだけど、最後までフラットのラインで攻撃してきていた。この辺りは胸を貸す余裕なのか、何か試したいことがあったのかという感じ。

ゴール裏が結構空いていたけど4万超え。よく入りました。
強豪と言えばトンガ辺りが来てくれれば御の字といった一昔前から考えれば、天下のオーストラリアがヨーロッパ遠征の立ち寄りとは言え、ほぼフルメンバー(ハーフ陣は1本目じゃなかったけど)でやってくれる時代がくるとはね。本当に良いものを見ましたよ。全体に格が違ったけど、中でもLOコールマン、CTBクリンドラニ辺りが良い動きに見えました。

試合前には暑かったのに、前半の終わり辺りから怪しい雲が広がって寒くなり、最後は薄手のコートを着てても寒いぐらいでした。スタジアムを出るのもすんなり、小机までは少し遠回りしたけど電車にもすんなり。

1.5万人ぐらいでもスタジアムから出るのが大変な味スタでのワールドカップ開幕戦はどうなるのかしら。交通規制して1階からも出られるようにしたりするのかなぁ、などと思いながら帰りました。