戯言

2017年07月

日本ハム・谷元が金銭トレードで中日に移籍「正直、驚いています」

2014年からは3年連続で50試合以上に登板し、昨年の日本シリーズでは胴上げ投手になった。今季も36試合で0勝2敗、防御率3・31。7月の球宴にも初出場した。

オールスターに出た後、シーズン中にトレードということで、ファンの間ではブーイングが凄いようだ。

一方で。
谷元、中日への電撃トレード。32歳、年俸1億円、そしてFA権…日本ハムの思惑は?

仮に谷元が今季終了時にFA宣言をして他球団に移籍した場合は、日本ハムは年俸6000万円か、年俸4000万円+人的補償が手に入ることとなっていたが、シーズン中の金銭トレードという選択肢を選んだ。

日ハム本体は十分大きい会社だとは思うけど、他球団に比べれば余りお金を出さないのかな。以前から高給取りは放出して若手で戦うという路線のようなので、32歳でシーズン終了後にいなくなるかもしれない選手がもっと高値で売れるなら、という事だった模様。

どうも日本だとお金を儲ける(特に楽して)というのが嫌われるので、功労者を金のために売った、というような批判をされがちなんだけど、MLB でもこの時期は急に主力が試合中に引っ込んだと思ったらトレードでした、というのも珍しくないしね。
欧州サッカーでも契約切れ1年前〜半年で売り先探すというのは普通の事よね。Jリーグが異常なのであって(契約終了後の無償移籍がほとんど)。以前、話を聞いた J の下の方のチームのオーナーは安めの外国人助っ人で良い選手連れてきたらJ1のチームに高額で売れたといって喜んでたし、運営考えれば極めて普通の視点かもしれぬ。
東京みたいに大枚叩いて補強しながら監督・コーチに手を入れないという謎な金の使い方するよりは(昨日も最下位チームに勝ち点を与える優しいコーチ陣です)。

とはいえ、日本シリーズ優勝の胴上げ投手が出て行くというのはファンにとって悲しいのは確かだろうに。心中お察しいたします。

ということで、帰りは階段が整備されていて単調な文三郎道で帰ることにします。下山開始が10時40分ぐらいだったかな。

いきなり足元の悪い鎖場。というか地蔵尾根の方が楽だったんじゃない?というぐらいの厳しさ。登ってくる人達もバテバテである。あと、ガスが出ては流れていくし、服がばたつくぐらい風が強い。誰だよ階段が整備されてつまらないとか書いた奴。

11時半ごろに中岳方面との分岐点。この時点で真っ白。雲の中なんでしょうかね。
中岳方面から阿弥陀岳を回って帰ると楽だ、と行きに追い抜いた関西弁のオッチャンが言ってたんだよな。でもオッチャンも赤岳は初めてって言ってたし信用できるか謎。地図を見ると少し行き過ぎてから戻るようだし、所要時間1時間弱追加ってのもどうかと思って却下。後で思えば行っておいても良かったと思うけど、それは経験値がないと出来ない判断よね。
ちなみに関西弁のオッチャンは三脚でカメラをセットして戻って自分が登るところを撮影するという手のかかることをしてた。

とはいえ降るのは速いもので、12時前には行者小屋が見えてきましたが、随分と低いところにあるなぁ。あそこまで降りるの?

12時半前に行者小屋に戻ってきました。この辺、下りなのとiPhone取り出すのが面倒なのとで大して写真が無い。
阿弥陀岳行かなかったので、ちょっと遠回りだけど帰りは北沢通りますか、ということで向かったんだけど、下りだと思ったら結構登りがあってキツかった。

13時過ぎに赤岳鉱泉。結構立派な建物が作ってある。ラーメン食ってる親子連れが居たけど、そういうのには見向きもせずに歩を進める。天気が少し悪くなってきたような、と思えばカッと日が射したり。

ずーっと川沿いを降りていきます。

妙に川床が赤い。上流の硫黄岳の影響なのか、鉄分多いのか。

ということで、14時半に美濃戸山荘に帰り着きました。9時間ですね。

行きに楽しみにしてた生ビールは全然飲みたい気分でも無いので、そのまま駐車場へ。着替えようと思ったら虻が凄い。刺しに来るわけではなさそうで、止まりたいだけみたいなんだけど、着替え中に止まられるのも良い気がしないので、最終的に車の中で頑張って着替えました。

で、帰りを高速バスにするか、中央線で帰るかとか色々考えたんだけど、そういえば小淵沢から帰れば良いんじゃ無いかと。前日の函館2歳Sで薄く勝ってたので 1000円ぐらい追加して特急あずさを車の中から予約。便利ね。
道の駅で土産を買い、コンビニでビールとツマミを買って小淵沢駅へ。皆様と別れて帰宅しました。

電車でビール飲んだら眠くなるかなと思ったら豈図らんや一睡もせず新宿着。帰宅したら顔と腕が真っ赤でビックリ。下山中のわずかな日射しでやられたんですな。高高度での紫外線は危険。

山頂からの眺望が無かったのは残念だけど、強風の稜線は良い経験でしたね。またどっかの稜線行ってみたい。

赤岳山荘の駐車場を出てすぐ「あー、トイレ行っておけば良かったかな」と後悔。ま、いいや、と少し登ったところに美濃戸山荘。

生ビールとかスイカとか上手に商売してる感のある山荘なんだけど、トイレが水洗と書いてあったので、ここで用を足す。チップトイレということで100円をポストに入れて入ると何とウォシュレット付きであった。

まずは行者小屋を目指して南沢ルートを取る。何のことは無いハイキングコースのような道を歩いて行くが、苔が多く緑が濃い。スタート時は寒いと言って長袖を着ていたけどすぐに脱いで半袖に。周りが随分明るくなってきて、思ったほど天気が悪く無さそうだけど、高い尾根はガスに覆われて見えない。

なんかトイレ臭いな、と思ったら8時に行者小屋到着。ここにテントを張っている人も多いようで、上から降りてきた人やオイラ達のようにこれから登る人達が休憩して賑わっていた。ここにもチップトイレがあるが、使用済ペーパーはゴミ箱へ、というパターン。道理で臭いがね、と。
少し青空が見えたときに上の方のガスも晴れた。

なんか思ってたのよりずっと高く遠いところのガスの切れ間に黒い影が。え、あそこに登るの?まじで?めっちゃ遠くない?などと言いつつ簡単に腹ごしらえをして再スタート。
ここからは地蔵尾根と文三郎道の2つのルートがあって、後者は整備されてて簡単とのこと。
まだ体力的に余裕があるし、言い出しっぺNさんが「やっぱ鎖場とかそういうのも期待して来たわけじゃん」とか言うので地蔵尾根を選択。

道に入ってすぐに親子連れとすれ違う。女の子が「あれ?もう着いちゃったの?」と言っていたので、案外短いのかなと思ったら全然そんなことなくてキツくて長い道だった。あの女の子なんだったんだろう。

こんな階段とか鎖場とかこなして行くわけですが、辛いところはあんまり写真撮ってないね。で、この辺から霧が凄くて、見えないほどでは無いのだけど、気がつくと髪の毛がびしょびしょ。リュックも湿ってるしお肌潤いまくり。
あと、道が険しくなってきたので軍手を装着して気付いたんだけど、スマホがいじれない。今回もカメラ持ってこなかったので写真撮るためにはいちいち軍手外さなきゃならないのよね。Aさんに言われて Siri で写真とれないかと思ったけど、カメラ起動しか出来なかった。
軍手でトレッキングポール持ってるから、写真撮ろうとすると軍手とかポールのストラップとか映り込みがちだし、次回以降は山には一眼レフもって来ようと思ったのでした。後で見直しても納得行かない写真が多すぎる。

とはいえ、歩いてると急に霧が晴れたりもするもので、そうすると辛いのも少しは吹き飛ぶわけです。ただ「おっ」と思って軍手外してカメラ向けると、時遅し、既に霧がかかっていたり、という感じ。

そうそう、途中でお婆ちゃんに率いられたオバチャン3人という不思議なパーティとすれ違った。狭い道なので立ち止まって待ってたら「すみませんね」と言われたので「いや、こっちもバテ気味でちょうど休憩になるんで」と返すと「そんな孫みたいに若いのに」「いやいや、そんな若くも無いんですよ」と。その後も、後ろのオバチャン達に「鎖持って、何かあったときに捕まれそうな岩を探しながら降りるのよ」なんてガイドして下っていったんだけど、後続のAさん達が聞いたら御年80歳のお婆ちゃんだそうで。凄い。それなら孫の可能性もあるな。

登りきった地蔵ノ頭に9時25分。キツいと思ったけど1時間20分ぐらいですね。

少し行けば赤岳展望荘。この辺だとヘリで荷物運ぶのかな。ネットの中にはビアサーバのタンクが。

少し休憩、ということでランチパックを取り出したらパンパン。普段おにぎりもって行くと、何だかんだで変形しがちなので、ランチパックは良いですね。自らが緩衝材になってくれる。

そういえば登りにすれ違ったオッチャン2人は展望荘まで行って天気が悪いから諦めて降りてきたと言っていた。その後すれ違った夫婦は山頂は晴れてたと言ってたし、どうなんかな。
ということで、足元が瓦礫の稜線に踏み出そうとしたらすんごい風。風速もあるし温度も低いしで慌てて長袖を着ようと思ったんだけど袖を通すのも大変なぐらいの風が尾根の右から左へ吹き抜ける。わー、足元狭いし、ゴロゴロしてるし、まじでこえーなーと思いながら何とか赤岳北峰に10時10分。

霧の向こうに人が居るのが見えるな、あ、あれが山頂なの?ということですぐのところにある山頂へ。

10時26分到着です。2899m。いやー、やり切ったし頂上は確かに晴れてるけど下は何にも見えん。ま、それでも達成感ありましたよ。

Nさんが何故か100均で買ってきたという国旗とマジックペンを取り出して日付とか書き始めて、各々に名前を書くように言われたので書く。
で、大阪から来たというご夫婦にお願いして写真を撮ってもらった。

なんで国内の山登ってこんな写真になんねん、と思ったけど、まぁ楽しく登りました。

先週の日向山登山はネタ振りというか、最初のお誘いは「赤岳に登りませんか」だったのである。その予行演習というかリハビリとして日向山に行かないか、と。
本番の赤岳アタックは月曜日決行。なんで連休でも無いのに月曜日かっていうのは、まぁ参加者というか言い出しっぺのNさんの都合とのこと。いずれにせよ、赤岳に登頂するには登頂開始を5時半ぐらいにしなければいけないので、前乗りが必要と。

天気予報が冴えないので、とりあえず発車30分前までキャンセル出来る高速バスで行くこととし、宿は当日15時までキャンセル出来るところを探して予約しておいた。

日曜朝になって色々と天気予報を見ると、楽観的なところ、悲観的なところ、結局のところ良く分からないので「とりあえず行きます」ということで新宿バスタから甲府線で向かった次第。何か前の席の大学生男子3人組みたいなのがずっと喋ったりトランプしたりしてて、面倒くさかったんだけど予定時刻を5分ほど上回って到着。中央道の高速バスが予定より早かったのは初めてである。

が、着いたら小雨が降っていて涼しかった。こんなの7月の甲府の夕方では無い。しばらく待って、お迎えに来てくれたAさんとSさんに合流してホテルに送ってもらい、荷物を投下して飯へ。ヒマラヤなる店でカレーを食ったんだけど、割安なセットが割安すぎて多すぎるという問題点が。暴力中華と言い、甲府のご飯屋は多すぎる問題が多発するようだ。
アジアン・インド・ネパールレストラン ヒマラヤ (ヒマラヤ) - 常永/インドカレー [食べログ]
カレーは山椒のようなスーッとするスパイスが独特だったけど総じて美味かった。ただ多い。あと、駐車場に結構な台数止まってるのに客がオイラ達3人だけという謎。

腹パンパンになって、途中寄ってもらったコンビニで缶入りのスパークリングワインを買ってホテルまで送ってもらう。

ホテルはキャンセルのこともあったけど、営業さんがやたらと褒めていたスーパーホテルにしてみた。日本全国色んなところにあるようだ。なるほど営業さんが褒めたように、非常にシンプルなサービス構成だけどビジネスホテルとしては良い感じだと思う。無料の朝食が6時からなので今回は試せなかったけど。

風呂に入り、買ってきたスパークリングワインを…と思ったら間違ってただの白ワインを買ってきたようで、マズい。ああいうのは炭酸だから誤魔化せるのであって…仕方無いから飲む。カレーのせいでツマミが入る余裕もないので、白ワインだけを一気飲みして21時前に就寝。

空調の適切な設定が良く分からず、イマイチ深く眠れなかったけど、まぁ早く寝るとそんなもんだ。3時に起きて風呂。貸し切りだと思ってた大浴場にはオッサンが。話しかけられたんだけど、これから登山というと驚かれた。どうやらオッサンはこれから寝るらしい。
部屋に戻ってテレビを付けたら水泳やってた。着替えて登山用の荷物を分けて4時に降りて Aさんの車に乗り込む。チェックアウト不要なのも良いね。Nさん、Sさんをピックアップして高速、別荘地帯を抜けて赤岳山荘の駐車場についたのが5時20分ぐらいか。

広めの駐車場に20台弱止まってたかな。キャンプで入ってる人も居るのだろう。
車を降りたら寒かったので長袖を出して着る。眠気も無く、体調は良さそう。

ということで登山スタートしたのでした。つづく。

いつも高速バスは新宿西口のヨドバシの辺から乗ってた。他にもスバルビル下とかあったのかな。

久しぶりに高速バスに乗ろうとハイウェイバスサイトから予約しようとしたら、乗車が「バスタ新宿」になってた。あぁ、コンビニが開業できる出来ないで揉めてたところか。
バスタ新宿に待望のコンビニ、ファミマがオープン 業者決定迷走の理由は「トイレ掃除」!?

地図を見ると高島屋と甲州街道の間のようだ。万年工事をしてた新南口の辺りかなと思うのだけど、近頃めっきり新宿に行かなくなった。学生時代は毎週末の様に行ってあらゆる通りを網羅していたのだけど、今となっては京王線と丸ノ内線の乗り換えぐらいしかしない。

丸ノ内線の最寄り駅を見ると新宿ではなく、新宿三丁目とある。なるほど、丸ノ内線の新宿駅だとJRの駅のホームの真逆になるし、副都心線が出来てから新宿三丁目から高島屋まで地下通路が出来ているのでそれを使うようだ。

観光客の異国の人達でごった返す地下道を歩き、E10出口から出ると何か少し記憶と違う景色が。そこからエスカレータを上がって甲州街道に出たら全く知らない景色だった。

奥に見える歩道橋だけが記憶にマッチする。左手が謎の施設で、この4階にバスターミナルがあるそうな。

現在立っているのが2階相当なのだけど、ここから4階に直通エスカレータがある、ようなことが書いてあったのだけど、エスカレータに乗ったら3階に連れて行かれて蒸し暑い中 4階行きのエスカレータまで歩いた。直結はどこにあったんだろう。

登ったところが待合と切符売り場とで混雑する、所謂バスターミナル。凄い規模で凄い人数が待ってる。ヨドバシ前以外にもバス停一杯あったんだろうな。こんだけ新宿発のバスがあるんだ。

とりあえず自分のバスがどこから出発するかを確認してトイレに行き、空いていた椅子に座った。何か色んな人がいて騒がしくて落ち着かない。異国情緒すら感じる。
置き引きに遭いそうな気がするので荷物をしっかりとホールドし、出発時刻5分前ぐらいにバスに行ったらスンナリ乗れた。

噂のファミマは見かけたけど入らず、土産とか売ってるところあるのかな? 今度乗る機会があったらもう少し落ち着いて色々見てみようか。商業施設の方も全く見なかったし。

夏休みとってました。

新卒採用過熱 「オワハラ」代行エージェントも登場

学生の意思を無視して就活を終わらせるよう強引に迫る行為は経団連が加盟企業の採用活動解禁を4月から8月まで後ろにずらした2015年ごろから広がり始め、「就活終われハラスメント=オワハラ」という造語も生まれた。人手不足のなか、「売り手市場」が続く就活戦線で「早く優秀な学生を確保したい」という企業の焦りが背景にある。

オイラの3つ上辺りまではバブルがあって、なんか書いてあるより過激な話をいくつも聞いた気がする。
羨ましいのは1週間ぐらい船旅で内定者懇親みたいな事いいつつ事実上監禁されたってやつだけど、他は軟禁されて窓から逃げた、断ったら氷水だかなんだか掛けられた、なんてのもあった気がする。内定20個とか居たみたいだし。

採用活動解禁とかアホみたいな話だと思うし、オワハラって本当に使われてるのかしらんけど、そういうことする会社に就職するのが悪い事とも限らんだろうし、みんな好きに募集して、好きに内定出して、学生側は好きに就職すればいいんじゃないでしょうかね。

ただ、オイラが昔聞いた話はみな会社の人事がやった話だったので、エージェントにやらせるってのは何か汚れ仕事は…みたいな感じですね。というか今は新卒にエージェント付くのか。
今は学生側も色々情報入手出来て良いですねぇ。オイラの頃は殆ど何も分からなかったもんな。先輩がいるとかじゃなければコマーシャルとか新聞で得られる情報しか無かった。しかし新卒って一般的に何を根拠に決めるのかな。

とりあえず言えるとしたら今デカくても結構簡単に潰れるよ、ってことかな。

20年前見学に行った超大手、未だに決算報告出来てませんよ。

三連休の最終日、朝7時発のスーパーあずさに乗る。

貫通扉好きです。90分弱で甲府駅へ。
甲府のAさんから突然のお誘いがあって、登山リハビリがしたいから軽く登りませんかと。正直、三連休ってダレるので丁度良いなと行くことにしました。後、先日買ったトレッキングシューズのシェイクダウンもしたくて。他の人は都合がつかず2人登山でしたが。

甲府までお迎えに来てもらって、車移動と着替えとかで1時間半ほどかな。10時頃スタート。

目標は尾白川渓谷の脇にある日向山という山。地図を見るとグルッとループになったコースで3時間ほど。どっちから行きましょうかね、と言うと、急な滝の方から登らないと、逆に降ると危ないということで、滝の方を目指す。
で、テクテク緩い斜面というか林道を歩いて行くと、「滑落事故があったので、滝から山頂の区間は立ち入り禁止」との表示が。あらま、そうするとループが途切れてるということになってしまう。

スマホで他の人の登山記録を見ると、今年の5月に登った人のログが。確かに立ち入り禁止と書いてあるけど…といった感じ。
少しでも危なかったら戻りましょうか、とりあえず滝まで行きましょう、ということで進む。

特に眺望が良い訳でも無く、林道の延長のような道を進んでいくと、錦滝。ただ、さほど立派な滝にも見えず。
途中ですれ違ったオッチャンに日向山から来たのかと聞いたら「いや、俺は釣りだよ」と。林道の更に先に不動の滝があって、さらに倍ぐらい行ったところでイワナが釣れるそうな。「釣れたんですか?」「釣れたよぉ」と嬉しそうであった。結構大きなリュックの中に釣り道具と魚背負って降りてきたんだなぁ、すげーな、と。

で、ここから「ハイキングコース」なんて書いてあるんだけど、かなりな急坂が続く。鎖場やロープなどもあって、確かに逆に降りるのは危ないかもしれないのだけど、登る分には危険は無さそうだった。逆に降りてきたのは40代夫婦と爺ちゃん1人だけ。爺ちゃんは結構厳しそうに見えたけど話してみると、というか向こうから話しかけてきたんだけど、この辺りに慣れてる様子だった。

狭い坂を下りてきたので道を譲って待ってたら、下りる途中で立ち止まって、上の方の眺望の説明を始めて、今日は富士山も赤岳も見えるだのなんだの。いいから、さっさと下りろよジジイ、と言いたくなるのを我慢してたんだけど、爺さんがどかないとオイラ達が登れないのよ。富士山が見える場所について同じ話を3回聞いてやっと道を空けてくれた。

ただひたすら急で特に写真を撮る場所も無いまま、急に目の前に広がる白い広場。広場と行っても斜面。

白いのは花崗岩に含まれる石英なのかな。瀬戸内海の砂浜が白いのと同じだと思う。谷底に見えるのがAさん。
この砂浜のような斜面で靴を滑らせながら必死に登る。急坂を登ってきた太股にはかなりキツいし、急に木が無くなって地面が白いので上から下から日光が凄い。

まだまだ続く砂丘のような足元を頑張って登ると、富士山、甲斐駒から逆の八ヶ岳まで見えたんだけど、写真あんまりちゃんと撮らなかったな。眺めは良かったです。
ただ、西から雲が広がっているのか、爺ちゃんが言ったほどには八ヶ岳は見えず、頂上に雲がかかってました。

淡い夏富士も良いものです。

適当に場所を探して昼飯を食ってると寒いぐらいの涼風が吹いて、しばし夏を忘れる感じ。
ちなみに、滝から上がる方には通行止め表示があったけど、逆は無い気がした。そのまま普通に下山道に入って行けたので。どうなってるんだろう。

下山側は文字通りのハイキングコース。これまた、何の見所もないところをひたすら下りていく。標高が下がって気温が上がると、また汗だくに。
結局、登り2時間、山頂で30分、帰りは1時間ぐらいだったのかな。帰りは親子連れとか単身者とか色々すれ違ったので、案外遅め(昼過ぎ)でも登ってくる人がいるようだ。

どっかで風呂に、とも思ってたんだけど、暑いから風呂入っても汗が止まらなくなるような気もして。三連休最終日ということもあって、さっさと東京に帰るべく甲府駅まで送ってもらいました。車内はエアコンが効いてるのに、窓から熱波が入ってくるような感覚はさすが盆地。
甲府駅のホームで自由席に座るべく20分ほど茹でられて、無事自由席を確保して帰ってきました。

とりあえず靴も試せたし、特に問題なかったし、臀部筋肉痛ぐらいで良かったかな。

蓮舫氏、「二重国籍」幕引き図る=求心力回復なお厳しく

本人も支持者も「差別」「排外主義」だとか的外れなことを言っているようだけど、問題は法に反していて、その状態で国会議員になっているということなのだよな。単に「外国人」だからといって後ろ指さされているのではないのだけど、必死に論点をすり替えようとして失敗しているようだ。てか、代議士の意味が分かってるんだろうか。

そもそも、最初から問題が無いのであれば、去年の秋の時点で同じ事すれば良かったのでは無いか。
子供が成人したから資料公開したというのも、国や社会と個人の問題を混同しているとしか思えない。そもそも、その子供も中国まで渡航して産んだそうですが。

豪で二重国籍判明の国会議員の辞職相次ぐ | NHKニュース

ウォーターズ議員は会見で、「私は人生のほぼすべてをこの国で過ごしているので、二重国籍とわかって困惑している。党と支持者に申し訳ない」と涙を浮かべながら謝罪したうえで、責任を取るため議員を辞職すると発表しました。

他所の国のことは他所の事だけど、態度としてはこれが正しいのでは無いでしょうかねぇ。薄ら笑いで逆ギレするより。

税金の使い途にあーだこーだ言って、外国人が「お前ら日本人は1位に拘らずに2位で諦めろや」と言っていたとすると、随分ものの見え方が変わってきませんか? 公安が出てきてもおかしくないような。
それが、日本の首相を引きずり下ろそうと頑張ってるわけです。中国公船が領海侵犯してる今日この頃。

土曜日、灼熱の中、秩父宮へ。

昨年、SuperRugby に参加した日本の Sunwolves だが、昨年は NZ のチームとの試合が無く。2年目の今年はやっとNZカンファレンスのチームとのカードが組まれたので行ってきた。
サッカーもそうだけど、ラグビーも昔は日本と海外は別の世界のものだった。日本での社会人や大学の試合と、海外の代表戦やSuper12/14/15 というのは別のスポーツというか別の楽しみ方をするものだった。

Super14 ぐらいからかな、何故か Blues と Hurricanes が好きで、今回日本で Blues の試合が見られると言うのは夢のような話。king Carlos や Howlett, Ali Williams, McAlister 等々過去に在籍したスター選手は枚挙にいとまがない。ということで、Blues の昔のカラーのポロシャツを着て行ったら、周りは真っ赤だった。まぁいいや。

気温は15時で33度予報。12時開始の試合では31度まで上がっていたらしい。

サンウルブズ戦、猛暑で体調崩す観客も/SR - ラグビー

スーパーラグビーは試合時間が重ならないように運営されており、サンウルブズ戦はナイター開催も検討されたが、会場の照明の明るさが基準に満たず、真昼の開催となった。

確かに秩父宮の照明ってついこないだ付け焼き刃的に付けた奴だもんな。

おいらはこんなこともあろうかと、というのは嘘で、結構高額なチケットだったので、だったら雨でも問題なく見られるメインスタンド上層を、と思ってチケット取ってたので日陰で助かりましたが、向こう側のバクスタは死ねる暑さだっただろうな、と。トップリーグではあの辺で寒い寒い言いながら見てるわけですが。

試合は結構締まった内容でした。とはいえ、このクソ暑さで滑るのかハンドリングエラーは多め。あと、南アのレフェリーが緩い。明らかなフォワードパスとラインオフサイドを見てなかったし。暑かったからかな。
フォワードパスはそのまま Blues のトライに繋がった不幸もあったものの、やっぱ違うな、と思ってスコアボードを見たら前半終了時で14-21 と1トライ1ゴール差だったので案外だな、と思ってハーフタイム。

秩父宮、大きくなったとは言えディスプレイが小さいので、リプレイと選手名と得点が一緒に表示されないのが頂けない。特にSRではリプレイ(もしくは実況もかな)が多かった気がする。今何点差かな?と思ったときに確認する方法が無いのはストレス溜まるね。

後半の後半ぐらいかな、23番をつけた山中が入ってからガラッと流れが変わった。山中はCTBの場所で無理をせず綺麗なパスを回す。外が足りないとみれば自ら起点となる、といったように状況判断が良く、なんで神戸ではあんなにアカンのかと不思議なくらいでした。オールスターと侍ジャパンでしか打たない中田翔みたいなもんでしょうか。

山中のこぼれ球を押さえ込んだファインプレーのトライもあったりして、後半はBluesに1点も許さず。というか、Blues はラインブレイクされたときに誰も追いかけないぐらいのバテっぷりでした。真冬に近づくNZから来て1週間ちょっと調整したそうですが、31度でラグビーはやったことないんじゃないかなぁ。あと、SBW が Lions 戦で出場停止食らってたのも大きいですね、というか見たかった。

まぁ、そんな感じで観客席は大盛り上がりでしたが、ゲームも暑いが観客席も暑いということで、今後の運営は何とかして欲しいなぁ、と。
一旦帰宅して、晩飯に、と近所のレストランに行ったら、後から見覚えのあるシェイプが入ってきてちょっと離れた席に。食べ終わってこっちが先に勘定したので、帰り際に「失礼ですが」と声をかけたらやっぱり知り合いでした。以前、日本協会にいたひとで、エディさんと一緒にロンドンにも行った人。
同じく秩父宮のメインスタンドで観戦していたそうで、「いいゲームでした」と言ったら「いや、感動しましたよ、私は」と。奥様を紹介されて、少しお話しして「お先に失礼します」と立ち去りました。
もし、エディさんが代表HCを続けていれば、Sunwolves のディレクターもエディさんがやっていたはずだし、色々と感じるものが有ったのかも知れないなぁ、と。

良い日でしたが、なんだか疲れました。やっぱり暑い屋外で座ってるのは体力奪われますね。

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