宿を取ったのはセーヌ川南側のモンパルナスという場所。mont というのが何故街中にあるのかと思ったけど、なるほど小高い丘のようなところからの斜面に街が広がっているようなところだった。日本の観光客には川の北側が人気のようだけれども、国鉄の駅、空港へのバスターミナルなどがあり、スーパーやカフェが多く有り、セーヌ川方面に歩けば中堅クラスのブランドショップが並ぶような通りがあって便利なところであった。
そんなパリ。
そんなパリ。
- 観光客以外はフランス語。もちろんホテルのフロントや有名店の店員は英語を話すけど、ちょっとしたカフェの店員は英語喋らなかったりする。メニューには英語が書いてあるんだけど話せないのか話さないのか。この辺、東京も同じかもね。
- このフランス語、少し勉強しようと本を買ったけど音の数と文字数が合わなさすぎて全く頭に入らなかった。文字を見て音が決まらないし、もうダメ。
- 街はとても綺麗。古めかしい大きな建物と広い道路と広い歩道。
- でも車は渋滞しまくってる。かつ、走り方が予想が付かない。直進車に被せ気味に曲がってみたり。
- ロンドンと違って信号は押しボタンでは無い。歩行者が結構みんな信号無視なのはロンドンと一緒。
- カードの読み取り精度が悪い。色んなとこで使えるはずのカードが弾かれたり、PINを押そうとしたらボタンが壊れてたり。地下鉄の券売機のコイン判別もチェコとかあの辺と変わらない精度。嫌われるコインがある。
- 店員がゆっくり。ホテルのチェックイン/チェックアウトも信じられないぐらい時間がかかるし、飲食店でも注文がすぐ出てきたり全く出てこなかったりバラバラ。そういうペースで生きる場所なんだろう。
- ご飯美味しい。味付けがちゃんとしてる、って当たり前なんだけど米英はそうじゃないからなぁ。チーズが安くて美味い。ビールよりもワイン。ちょっとした売店でもビールは奥にあってワインが表に出てる感じ。ビールは冷えてる。
- 公園で酒飲めるみたい。ベンチで20代と思しき女性二人がワインをラッパ飲みしてるのを見かけた。あと、酒売ってくる怪しい兄ちゃんがいたり。
- パリの人は総じてオシャレ、というわけでもなく、たまに凄くスタイルの良い人(男女問わず)が思い切った配色やデザインの服を着てて格好良い、みたいなのを見かけて「ひょえー、かっけーなー」と思う。
ロンドンよりもちょっと物騒な感じの人を見かける気がした。ヤニくれオッサンとか。路上生活者もパリの方が多いし。
街はなんというか京都に近い感じで、ノートルダム大聖堂の周囲なんかウロウロして色々見学したらすぐに時間がなくなりそうだ。ただ、オイラは住むならロンドンがいいな。