戯言

2015年08月

「ヨルタモリ」9月20日終了 高視聴率も1年で幕

KEi さんに「面白いよ」と言われて見だしたのが3ヶ月ぐらい前かな。ゲストとのトーク部分はゲストによっては鼻につく時もあったんだけど、タモリ演じるキャラで上手く流してたのと、合間に入る下らない企画が「今夜は最高」の頃を彷彿とさせて良いなぁと思っていた。

後、宮沢りえのママ感がいいのよな。正直テレビとかであんまり見たこと無かったんだけど(ドラマとか見ないし)、コミュニケーションの面で頭の良い人だなぁというのを感じるし、無理してる感もなく演じてて良かったなぁと。

といっても、同じタモリなら「タモリ倶楽部」は毎週楽しみという感じだけど、ヨルタモリは予約録画しておいて時間つぶしに見るという感じ。今も3本ぐらいHDRに貯まってると思う。

別の報道だと最初から1年の約束だったということのようだけど、自分は好きだけどこの番組が高視聴率というのはちょっと不思議で。どういう層が見てるんでしょうねぇ。20代とかが見る気はしないんだけどなぁ。70のオッサンのバラエティってねぇ。30代のオイラにとっての大橋巨泉相当だから、オイラが20代の時の70のオッサンタレントって誰なんだという。

何はともあれちょっと残念。でもそんなに残念でも無いという。Mr. 炒飯好きだった。

FIFAのワールドカップのカタール開催が出来るのかどうか、「暑すぎるから時期を変えよう」「いやそんなこと各国リーグの日程上出来ない」「うちは金持ちだから全スタジアムに冷房入れます」「実はもう開催は諦めてるんだ」「涼しいオーストラリアはどうだい?」なんて騒いでたら FIFA理事達が収賄で捕まって…どうなったんだろうね。

なんて鼻で笑ってたんですが、2019年のラグビーワールドカップ日本開催に黄色信号。

前に、招致時は日産スタがメインスタジアムだったと書いたんだけど、招致決まってから出してた財務書類は国立メインになっていた模様。で、ザハ騒ぎで新国立が間に合わなくなったので数字がずれますよ、と。
World Rugby seek September assurances from Japan - RTÉ Sport

"World Rugby is seeking formal reassurance regarding the following key hosting criteria by the end of September in order to undertake a thorough review and analysis of the information," the governing body said in a statement.
"A revised detailed host venue proposal that delivers exceptional team and fan experience, maximising opportunities for fans to be a part of rugby's showcase event.
"A revised tournament budget with appropriate financial security."

このままだと収益不足(みかじめ料が足りない)のやけど、大丈夫やのか?書き直して来いや、当然保証もしっかりしてもらうで、ということらしい。

そしてカタールの時同様、豪州様が「日本がダメならうちでやらない?」と早くもラブコールとか。

まぁ、何とかするんだろうな、とは思うし、本件は協会からすれば文科省の下手で火の粉を被ってるようなところがあるんだけど、エディーさんの件で来年のスーパーラグビーの監督も空席だし、チーム名もまだ公表できてないし、 JRFU 大丈夫なんかなぁ、と思ってしまいますね。こないだのチケット騒ぎも含めて。

新しく会長に就任した某芝相談役の方も顔がイマイチ見えてこないしなぁ。リーダーシップが求められているんでしょうが。

「高級時計どうぞ」と現金要求する不審な声かけ

東京の千代田区や新宿区などのオフィスビルやホテルが建ち並ぶ一角で、高級車に乗った男らが通りかかった人たちに「高級時計を受け取ってほしい」と声をかけ、受け取ろうとすると運転手へのチップの名目などで現金を要求しているということです。

翌日のニュース
「いくらでもいいから払え」路上で押し売り容疑、会社役員ら逮捕

逮捕容疑は3~7月、東京都新宿区の路上で、60~80代の男性3人に声を掛け、腕時計やかばんが入った紙袋を押しつけた後、「高級品だから、いくらでもいいから払え」などと金銭を要求した疑い。
 四谷署によると、児玉容疑者らは銀行の前などから出てきた男性らに声を掛けていた。「金を持っていそうな高齢の男性を狙った。100人以上に声を掛け、約500万円を売り上げた」と供述。

少しばかりニュアンスが違いますけど同じでしょうか。

5ヶ月で500万売り上げたってのが中々じゃないですか。見ず知らずの人に先方が欲しがってないものを月100万売り上げるなんて伝説の営業ですよ。世の中の営業さんはもっと頑張れ。かく言うオイラも何もないところから月100の契約取ろうと思ったらしんどいな。

普通は断るんだろうけど、所謂 foot in the door で受け取ってしまうと断れない人が結構いるのでしょうかねぇ。
訳の分からん工具セットを売りにオフィスに来るニーチャンとか、路上和菓子売りや築地の豆腐の労働力マルチとかから買っちゃう人とも近い属性なのかな。

オイラが今メインで手伝ってる会社は代表電話に秘書代行サービスみたいなのを当ててて、営業電話とかそういうのはそこでフィルタされるようになってる。
なのでオフィス内で下らない電話の相手をすることは基本的にないんだけど、着信番号は分かるようになってるのね。

で、着信したんだなーってのは分かるけど、オフィスに転送されてこないと気になるもので、暇なときに着信番号から逆引き(?)するようにしてみた。
すると、まぁ色々あって、SEOの会社、営業コンサル、経理事務のサポートなんかの会社が掛けてくるのね。SEOの電話営業なんて恥を知れって感じなんだけど。
で、その中に多量に入ってるのが生命保険と証券会社ですよ。1日2社は確実にかけてくるね。それも2回ぐらいかけてダメなら諦めればいいものを、同じ会社がずーっと掛けてきますね。N証券とかD証券とか。学習能力ないの?アホなの?と思うぐらい。
何回もかけてればそのうち繋がるかも、とか思ってるのかしら。

でも、SPAMと一緒で、ああやって掛けるコストよりも得られるものが大きいからやってるんだろうなぁ。だって天下の大証券会社や有名生保会社が取り続けてる営業手法だもんねぇ。皆が相手をしなければ無くなるんだろうけど。

しかし何の営業を掛けてきてるのかもわからんので逆に気になる。節税用の保険かな。証券は何だろう。公開しませんかとかかしら。社長さん債券買いませんかとかかしら。
ITバブルの頃は証券会社凄かったけどなぁ。保険はあんま来なかったなぁ。先物は来た。

ラグビー日本代表のエディーHCがW杯後に退任へ

55歳の同HCはこの日、合宿中の宮崎市内で「4年間でできることの全てを注いだ。次のW杯の代表チームには新しい指導者が必要」と語った。

午前中は周辺への取材という形で記事が出ていたのだけど、本人の言葉として出てきたので確定。杞憂では無かった。

惜しい取りこぼしは幾つもあったけれども、明らかに就任以来、日本代表は強くなっていると思うし、世界のラグビーも進歩する中で日本の伸びは鋭かったと思う。4年後に日本でワールドカップを行うからこそ、この角度で突き進んで欲しかったのだけど非常に残念な気分。
来年のスーパーラグビー参戦へ向けて、日本代表のディレクターにも就任していたけど、ストーマーズのヘッドコーチになったら当然それも辞めるんだろうな。お互い敵チームの監督とディレクターが同一人物ってのは無理でしょ。
2016年シーズン以降の「スーパーラグビー」事業、一般社団法人設立/日本チームのディレクター・オブ・ラグビーにエディー・ジョーンズ就任|RUGBY:FOR ALL「ノーサイドの精神」を、日本へ、世界へ。

4ヶ月前に引き受けた職務を放棄するだけの何かがあったのかなぁ、と勘ぐりたくもなる。
明らかにスーパーラグビー参戦のディレクターってことは19年までの強化を見込んでの就任だったと思うし、それは代表監督を続けるということだと思っていたから。

平尾氏ら理事就任へ 日本ラグビー協会 森会長の後任には岡村東芝相談役就任の見通し
個人的には6月に組織の上の方の人事がガラッと変わってから少し嫌な予感はしてたのよな。2019年に向けて若い力を、ということで平尾、岩淵という元人気選手を入れたのは、もちろん神戸ファンとして嬉しい気持ちもあるような、でも果たしてそれが強化になるのかは全く未知数というところで。エディさんが何か感じたとしても不思議じゃないような気がする。

まぁ退任が決まってしまったのなら、引き続き良いコーチが良い強化をしてくれることを望むのみですよ。開催国が1勝もしないで敗退なんて寒いホームゲームを見たくない。

グランツール最終戦が始まっていた。初日は何故か Costa del Sol の美しい海岸の砂場をツルツル滑りながら走るTTTだったとのこと。オイラは飲み会で見なかったけど。

第2ステージは最後に急坂があるけど基本平坦コースだったのかな。んで、途中で結構派手な落車があって、しばらく動けない選手が何人か居たんだけど、巻き込まれた選手の中に大会優勝を目指すニバリのイタリアチャンピオンジャージが。ニバリ自体は軽傷だったのだけどバイクが壊れてしまったと言うことで結構なロスをしたらしい。

で、集団復帰のために途中でチームカーに掴まって150mだか200mだか走ったのが映像に映っててアウト。
Nibali disqualified from Vuelta a España for holding onto team car | Cyclingnews.com

主催者はUCIと相談の上で、ニバリと運転してた監督を失格処分にしたそうな。

補給を渡しつつ数秒とか、サドル修正しながら数秒とか、いずれにせよ選手を休める意図のものはあっても、加速して追いつくためのチームカー利用は余り見ないけどなぁ。映らないところでやってるのかもしれないけど。

で、ニバリの言い訳。
ブエルタ・ア・エスパーニャ2015第2ステージ選手コメント

約150mにわたってチームカーに引っ張ってもらうという間違いを犯した。でもロードレースにおいて落車後にチームカーを利用するは常套手段。(略)これで失格というのなら、同じような処分を受ける選手が今後も出るはずだ。

見事に佐野っててワロタ。

デザイナーの佐野 研二郎氏、ロゴ問題で反論

今回、文書で回答した佐野氏は、群馬・太田市の公共施設のロゴをめぐる問題で、黒い丸と直線で形成したようなデザインについて、「その要件を満たすデザインは、今、名乗りを上げておられるアメリカのデザイナー以外にも、制作されている方は、世の中にたくさんいらっしゃると思います」としている。 そのうえで、「それが、誰か特定の人のアイデアとして認められ、ほかの人が使えないということであれば、デザインの世界では、できないことがほとんどになってしまうと思いますし、わたしはそうではなく、ほかの誰が使っても、問題のないものだと思います」と反論した。

長々コメントしてるけど要は「僕はオリジナリティが無い」ってことね。

そういえば、旅と言うほどでも無いけど盆休みの暇つぶしに百草園というところに行ってみた。もぐさえん。

引きこもるのもなんだから、どっかいってみっかなーと思ったときに、ふと思いだした京王百花園。昔、井の頭線ユーザだった頃に車内広告でよく見た覚えがあって。でも調べたら、代わりに百草園というのが出てきた。はて、記憶違いかな、と思いつつも行ってみることに。

その名も百草園という駅があって、降りたのだけど一緒に降りる人はほとんど居ない。日曜だと言うのに。駅前は急に鄙びた感じで何も無く。とりあえず標識に従って歩くと急に激坂登場。チャリじゃ登れないよねって感じの激坂。

汗だくになりながら入り口に入ると、係の人も何もいないの。入場料300円という性善説ルールのようなので、無人の受付に300円入れて入る。
植物の手入れをしている人以外は誰も見かけない。

とりあえず坂を上っていくと広場に出た。

古民家のような家屋。どうやら売店のようなんだけど何も売っている感じがしない。人は居るんだけどな。
とりあえず自販機でジュースを買って縁側に腰代えて扇子を使う。じっとしていると漸く汗が引いてきた。
ここは元々、松平信康を悼んで建てられた寺の庭園だったらしいのだけど、寺は廃寺になり、庭園だけが京王の持ち物として今に残っているらしい。ロケとかにも使われるとか。確かに小さいけど都心に近い割に雰囲気はいいですね。

広場の真ん中にあるのは梅のようで、この裏にある楓と含めてシーズンにはそれなりのスポットらしい。が、折しも真夏ということで百日紅ぐらいしか咲いていませんでした。

この裏の小高い山頂までいくと、新宿の街がギラギラして、かすかにスカイツリーも見えたんだけどそれまでです。

余りに何もなかったので、今度は紅葉か梅の季節に来てみようか、と思って出て、今度は建売住宅とトウモロコシ畑の間を抜けていくと急に街が開けて聖蹟桜ヶ丘。電車で帰って昼寝しました。

後で調べたら百花園というのは京王多摩川駅にあったんだけど閉園して、今は「アンジェ」とかいうゆるふわな名前の施設になってるそうな。

エディーHC、南ア・クラブ監督就任交渉を否定せず「当然のこと」

一部批判めいた話もあったり、9〜10月のRWC終了まで契約延長の判断は待つべきだ、なんて声もあるようですが、どうなんでしょうね。

「とりあえず契約は今年の10月までです。それ以降延長するかどうかは10月に決めてお伝えします」なんて言われたら、とりあえず次の仕事を自分で探しておかないとねぇ。お声がかかったなら有り難い話で交渉をすすめるでしょうねぇ。その条件が今の仕事より良ければ尚更。オイラも個人事業主なのでよく分かる。
もちろんこの交渉がエディさん側からの「日本協会どうすんのよ?」という揺さぶりであるのも事実だろうけど、それも個人事業主としては当然だよねぇ。

日本のサッカーチームが選手の移籍に関して下手くそ(世界に比べて)なのは、金銭面の余裕の有無が大きいのだろうけど、このラグビー代表監督人事に関しては組織の動き方とか世界標準との考え方のズレみたいなものなのかなぁ。既に欧州では代表監督の契約延長の話が幾つも出てる。
結果が大事なのはもちろんなんだけど、2019年の自国開催のワールドカップに向けて監督を代えるのはリスキーな気がするのだよな。

これでまたエルサリドみたいなのが来たらどうするの?あの時だって結局は協会が見る目無かったからで、「良い人なんだけど」ジョン=カーワンが取りあえずの(選手時代の)ビッグネームとしてやって来て結果はあの通り。
あと4年の中でやり直しをしようとしても優秀な監督は他のチームに取られてしまって、ちょうどJFAがアギーレ解任したときみたいな状態になると思うんだけどなぁ。また平尾ジャパンとかやります?(悪夢)

ということで、オイラとしてはEngland大会の前に延長しておくことをオススメします(誰に?

サッカーだけ見に甲府に行くのも能が無いし、試合終了は21時ぐらいだから、あずさで東京には戻れないだろう。じゃあ、1泊して行くか。でも夏の盆地にいても焦げ付くだけなので山でも登ろうか、というのが最初の流れだった。
それが同行のHさんが翌日仕事なので前乗りすると言い出して、流れでオイラも前乗りしたんだけど、結局あずさが無くなるから泊まるはずだったのに、意味も無く前乗りして各停で帰るという事になってしまった。

そんなこんなで前乗りしてどて焼き食って謎の居酒屋フードコートで軽く飲んでってやってたら、Hさんが酒をこぼし始めて、精算しようとしたら算数出来なくなってて、ホテルで分かれるときに「じゃ、明日メールしますよ」と言ったら「いや、メールとかじゃなくて、Twitter とかさぁ〜」と謎な事を言い出したので、Hさん達は登山に連れて行かず置いていくことにした。

ちなみに前日のヒット賞はこれ。

たばこ屋の居抜きでナポリタン屋なのかな。カオスすぎる。

翌朝、枕が合わないのか、空調のせいか4時頃起きてしまってホテルの大浴場で温泉に入り、準備万端で6時チェックアウト。ホテルの前に既にAさんが車で迎えに来てくれていたので、おや待たせたのなら申し訳ない、と思ったら5時40分に起きて急いで来たのだとか。

乗せてもらって、Sさんと今回初めてご一緒する Iさんをピックアップして瑞牆山へ向かう。金峰山に登ったときに別組が瑞牆山方面から来てたので知ってたけど、オイラは瑞牆山に登ったことが無く。今回は裏側からアタックするらしい。表側より距離が短くて済むとか。

どこをどう走っているのかよく分からないまま「ハイジの村」なるところを通りかかったらヒマワリがイパーイ。

グラナダからセビージャへ向かうバスの車窓から見たのを思いだしたけど、ここは中々綺麗に揃ってましたね。朝7時なのでほとんど人が居なかったけど、帰りに通ったら観光バスとか来てて凄い人だった。
ただ、ハイジの村はコンセプトがフワフワした感じで微妙。インパクトがあったのは「クララの湯」という温泉施設だな。

その後、何度か道に迷ったりしながら「みずがき山自然公園」へ。いや、まったく標識ないんだもの。Google Maps 無かったらどうなることやら。あと、途中で結構大きな枝がタイミング良く車の真ん前に落ちてきてビビった。フロントガラスとか天井じゃなくて良かったですよ。

着いたら、キャンプしてる人が結構いた。ご苦労様です。ということで、7時半過ぎでしょうかね、出発。

出発してすぐにデカい1枚岩に遭遇したのだけど、この裏側の道は山登りというよりはクライミング?ボルダリング?する人が来るところなんだとか。帰り道にヘルメットして登ってるカップルがいました。

道は比較的整備されていて

「手すりに注意」ってよく分からんなと思いながら

手すりのある橋を手すりに注意しながら渡ったりして歩いて行きます。

30分ほどで不動滝に到着。何か名前的にゴツイのを期待してたのだけど、滑らかな岩肌を水が伝って流れてるという大人しい滝でした。別に周りに不動尊らしき祠も無く。

で、ここから打って変わって悪路になります。

段差が膝丈より高い、木の根っこが滑る、本当に人歩いたの?ってぐらい草が生い茂ってる、石が滑る、道自体に小川が流れてる、といった具合。
行く前にAさんに「富士山的な本格的な靴の方が良いか?」と聞いたら「スニーカーでも大丈夫だと思う」というので、甲州街道の街歩き用の靴(楽でそこそこグリップがある)を履いていったら大失敗でしたね。というか嵌められた感満載。ま、そんなAさんも苦労してましたが。

後、鎖場とかロープが何カ所かあります。ロープは雨を含んでジュブジュブで、最初は「うえっ」とか思ってたけど、そのうちそれどころじゃ無くなるのでね。軍手があれば良かったと後悔しました。

そんなこんなで10:13 頂上着。丁度2時間半ですね。2230m ということで涼しいを通り越して汗だくの背中が寒い。

登る前に全貌が分かってなかったんだけど、上は急峻な岩肌が露出しているので、ちょっと歩き回ると崖です。写真じゃ伝わらない怖さ。

心の眼で見ると雲の上に夏富士の頭が見えたり

甲斐駒の峰が見えたりします。昼前ということもあってか、下からガスが上がってきて一瞬真っ白になったりしたけど、天気は思っていたより良くて中々の眺めでした。

持参したおにぎり食べて、30分ほど休憩してから下山。下りきったら12時半丁度。往復4.5時間ですね。
これまでの登山の中で一番キツかったかもしれない。なめてかかって装備が中途半端だったのもあるけど、加齢では無いと信じたい。

車で着替えてから近所のラジュウム温泉に行って被曝してスッキリしました。その後、飯食うとこねーなー、ランチタイム過ぎてるしーとか言って15時にファミレスで飯。
適当に涼んでから、11時にチェックアウトして鳥もつ食ったり街中の温泉入ったりしてたらしいHさん達と合流してスタジアムへ行ったのでした。

頂上で軽く関西訛りのオッチャンが撮ってくれた写真

土曜日、サーバの不調があったのでオフィスにちょっと寄ってから秩父宮へ。18時キックオフの試合で、着いたのは17時過ぎだった。
Ticket-Rugby というサイトで会場発券機で発券しますというタイプのチケットを取っていた。以前も何回か利用したんだけど、機械が壊れたことが1回あったぐらいで、ちょっと並ぶことはあってもメチャクチャ並ぶことはなかった。
とはいえ、今日は世界選抜と日本代表の試合ということで早めに行こうと1時間の余裕を見てやって来たわけである。

とりあえず「発券機の最後尾はこちら」という札まで行って並ぶ。で、発券機はどこかいな、と周りを見てみたんだけど見当たらない。結論から言うと最後まで発券機の姿を見ることは無かった…
その代わりに見たのは、グネグネと蛇行して明後日の方向へ向かっている文字通り長蛇の列。発券機は決済に使ったクレジットカードを入れてタッチパネル触って発券って感じなので、大体1回で1分近くかかるかな。と考えると後40分なら40人x台数しか捌けないはず。これでカード忘れたとか、機械壊れたとか言ってたら+αですよねー、これ並び始めた時点でキックオフ間に合わないの確定じゃね?と思う。

牛歩戦術のように歩みを進め、あーあの辺が発券機なのかな、と思ったときは残り10分。それにしても進まない。その内拡声器で「自由席の方はこちらに来て下さい」と叫び始めた。どうやら自由席なら席番号との突合が必要ないから、購入の際のメールを見せれば仮の入場券を発券するということのようだ。でも、ほとんど列は縮まらない。
程なくしてオッサンの怒号が響き始めた。「金返せ!」「何やってんだよ!」
今度は「メールを見せてくれたら指定席も仮発券する」とか言って手作業で始めたみたいだけど時既におそし。結局17:58ぐらいだったか、「メールで入場出来ます」という謎アナウンスがあったけど、とりあえず入場口へダッシュ。メール転送すれば無限増殖する最強のチケットですよ。

ゴール裏を通ったら既に試合開始後5分とかだった。そりゃそうだな、世界の一流どころ集めておいて運営がやらかしたのでキックオフ遅らせますとか出来ないか…マジふざけんなよな、というか運営は文化祭でもやってる気分なのかと。
とりあえず席について見渡すと面白いように指定席が空いている。ですよね、指定席取った人が入るの遅れてるわけですから。

これまでも何度か国際マッチは見たけど、今回ほど豪華なメンバーは無かったと思う。クラッシックオールブラックスよりも活きの良い、前回大会までは各国代表を張ってたメンバーばかりで、総キャップ数600超というスターター。特にFWは凄い。

アリ=ウィリアムズ(NZ)とお話しする"コロコロ" ベン=ロビンソン(AUS)。

キックオフあっちかよ、と走って行くカール=ハイマン(NZ)とバッキース=ボタ(RSA)。

などなど。オコナーはそれほど光らなかったけど、スピースとかも良いプレーをしていたように見えた。
でもゲームの大事なところではバーンズとエリスのハーフコンビが効いていたな。エリスは外国人枠の関係で神戸では出場機会が無いんだけどSR帰りなこともあってかキレキレだったし勿体ないなぁ。

日本代表は昔なら絶対止められなかったような相手をしっかりと止めるシーンもあったし、スクラムも序盤はやられていたけど、後半はきっちり組めていたようだ。でもやっぱ、世界の一流どころのブレイクダウンとカウンターには為す術なし、という場面が何度か。後なぁ、平島が負傷したのが神戸ファン的にも痛い。
ゲームはナドロ的な194cm123kgのWTBナイヤラボロさんにフルボッコにされてしまいました。20 - 45 はまぁ想定の範囲内ではないだろうか。

深々とお辞儀をする異人さんたち。事前に打ち合わせたのかな。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、それだけに更に最初の10分を見られなかったのが勿体ない。

今見たら謝罪のリリースが出てた。
8月15日(土)日本代表 vs 世界選抜(秩父宮ラグビー場18時K.O.) チケットラグビー会場発券機をご使用された皆さまへのお詫び
返金したらタダでさえ苦しい運営が更に苦しいだろうに。杜撰な運営が高く付いたなぁ。オイラも大小いろんなイベントの裏方やって来たけど、こんなギリギリまで緊急対応の判断が出来ないってのは本当に現場責任者のスキルが信じられない。
今後の運営を改善する具体策を出してくれないとビッグマッチに安心して出かけられませんよ。4年後は世界中からラグビーファンが退去して押し寄せるのに大丈夫かしら。

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