戯言

2011年02月

日曜は久々に知人とランチでも、という予定だったのだけど、週末医者に行きそびれたら目が真っ赤で夜も眠れず云々ということでキャンセルに。そうか、そんなに酷いのか、世の中的には。オイラは今年も平気だ。
まぁ、これで日本選手権を生で見られるようになったので無問題。

サントリー vs 三洋というトップリーグプレイオフと同じ顔合わせになり、試合の序盤から激しくぶつかり合う両者。前半を終わって24-6 とサントリーがリードしたものの、これぐらいは三洋電機なら計算の内。プレイオフも、準決勝の東芝戦も前半はリードされていながら、後半の運動量と集中力でまくってきたのだ。

後半、29-13 となったところで、サントリーはFLクレバーに変えてSHグレーガンを投入。この試合が引退試合となるグレーガンではあるが、まだ20分以上も時間のある時点で効いているクレバーを変えるのはどうか、と思ったら案の定、後半20分に29-20と三洋が差を詰めた。

しかし、グレーガンが Wallabies 139Capsが伊達ではないところを見せる。素早いラックへの寄りとパス、裏のボールへの危機管理など37歳で引退するとは思えないプレーのレベル。結局トライを追加して三洋の心を折り、引退を日本選手権優勝で飾った。
ワールドカップをはじめとする数々のリーグ、トーナメントで優勝してきた George Gregan の最後の試合は見事に日本選手権優勝というのが恵まれた素晴らしい選手なんだなぁという気持ちにさせる。

三洋は悲願の社会人優勝を達成してしまった虚脱感か、イマイチ迫力が無かった。あと負傷でベンチにも入らなかったブラウンに太鼓判を押されていたSO入江だけど、やはり守備で少し差が出た気がするなぁ。後はレフェリーの笛も少し三洋に不利だった気がするけど。まぁ、そういう諸々差し引いてもこの日はサントリーの日だったとは思う。当のブラウンも36歳。引退については一旦保留だそうだが、来年も選手兼コーチかコーチの形で三洋に戻ってくるとコメントしていた。

シーズンを「長い旅」と擬えた名将エディ=ジョーンズ。トップリーグ優勝を逃したときは「間違った場所に降りてしまったようだ」とコメントしていたが、最後の最後に目的地にきっちりついたんじゃないだろうか。やはり世界の名将って感じかなぁ。GGと合わせて凄いものだと素直に思いましたよ。

GG の後釜には現在世界最高のSHと言われる Springboks の Fourie du Preez が来季から加入する。これまた World Cup、Super14 で優勝した経験を持つ World Class の選手だ。それもまだ29歳。楽しみである。

ってか来季は神戸頑張ってよね…

丁度 E-P2 を使い始めて1年ほどになる。

先日のスキーは流石に一眼レフ背負って滑る勇気は無く、久しぶりにコンデジのパワーチョットG10を出してきて持って行った。問題なく動作するのに放置しておくのは何だか申し訳無いものである。

んで、適当に写真撮ってたんだけど、シャッターの反応の悪さにびっくりした。半押しでフォーカス合わせてから押し込んで撮影っていう1年前までは何の違和感も無かった動作なのだけど、遅い。
別に G10 が悪いんじゃなくてコンデジとして普通なんだろうけど、なんだろあの E-P2 の押した瞬間にパシャッと切れる感じと比べて何かもっさりしてて、スキーで滑る親父を撮ろうとしたら自分の思うタイミングで切ると一拍遅い感じで上手く取れなかった。

正直デジタル一眼って使う前は趣味というかウレシというかそんなもんだと思ってて、使っててもそれは変わらなかった。
確かに一眼は面白いのよ。でも、近頃のコンデジは良くできてるわけで。別にボケだってコンデジで撮せるし。
何つーか、普通にカレールー使えば上手いカレー作れるんだけど、一眼って敢えてスパイスからルー起こします、みたいな感じ(分かりにくい)。
でもやっぱ撮りたい瞬間がキッチリ撮れるあの感覚って良いもんだなぁ、と失って分かる…て感じでした。

暖かくなってきたし、また奴を連れてどこかに行こう。

最初にNZの地震のニュースを知ったのは George Gregan の twit だった。日本のメディアにはまるで乗ってなかったけど、現地のニュースサイトには M6.3というのに大きく壊れた家の写真が何枚もあった。
NZ は温泉で有名なので地震も多いんじゃないかなぁ、その割に結構な被害状況なのは少し不思議な気がしたのだけど。
倒壊ビルの捜索活動再開 NZ地震、死者確認は71人

クライストチャーチはNZで3番目の都市、南島最大の都市で、歴史的にNZ最強と言っても良い Crusaders の本拠地である。もちろん All Blacks の選手も多い。
直接選手に関わる被害の話は出ていないけど、Crusaders の Board Member が亡くなったという未確認情報もあったり、Home の AMI stadium が液状化で5ヶ月利用不能という話もあったり。今週末ウェリントンで予定されていた Crusaders - Hurricanes は中止になるようだ。
Christchurch's World Cup stadium will be out of action for five months

このニュースにもあるが9月から 2011 World Cup が開かれ、ホスト国はNZである。ホテルの被害までも予想され、開催出来るかどうかが怪しくなっているものの、何せ情報が少ないようだ。
ニュージーランド組織委、W杯共催は否定

興味深い話を目にした。
「明治神宮のお札の『宮』の字は、真ん中にノが無い」というもの。

調べたら本家のQ&Aにありました。
明治神宮-Q&A-

実は明治神宮だけではなく、伊勢神宮のおふだにも「ノ」が入っていないのです。 角川書店から出ている『書道字典』には昔の漢字の書体が出ていますが、それを見ますと「宮」の書体の種類は35種類あります。そしておどろくことに「ノ」がついていない「宮」の字が三十二もあるのです。

何と。

「口」が建物で「ノ」は建物を繋ぐ廊下なんだけど、昔は建物はポツポツ点在してて廊下が無かったので、宮の字にもノが無かったと。明治まではノの無い宮が普通だったようだ。

んー、以前行ったことある神宮ったら香取と鹿島と石上だなぁ。

わがんね、けど繋がってるっぽい。

みえねぇ。寄ってねぇ。

これまた微妙。でも Flickr に上げてあったのでオリジナルサイズで見てみる。

繋がってる…よねぇ?

お伊勢さんはガキの頃腐るほど行ったんだけど、最後に行ったの小6ぐらいだよなぁ。写真なんてないし。とりあえず今後神宮と名のつくところに行く時は留意してみよう。

先日知人宅パーチーでのこと。全員アラフォーってかオイラ最年少だった。

共通の知人(その場にはいない人)の鼻毛の話題になり。ずっと鼻毛出てる人がいたんだよね。

で、その席の女性から「鼻毛って髭みたいに伸びるんですか?」と。
今更何を言うてんねん?この人は?と思って聞いてみたら、女の人は鼻毛伸びないとか言い出して。

その場にいた男性全員ビックリですよ。「え?みんな処理してるんじゃないの?」と。
オイラもてっきり脇毛とかみたいに見えないところで処理してるものだと思ってた。で、調べてみたらあれも男性ホルモンとの相関が強いので女性の鼻毛は細くて短いんだそうな。鼻腔の外に出ることはまず無いと。

いやーこの歳になるまで知らなかった。ちなみに、老化で最初に白髪が出るのも鼻毛なんだと。

金曜の朝6時過ぎのあさまで長野へ。川中島バスにのり栂池高原を目指す。少しうとうとしたり本を読んだりしていると白馬駅。今年は大雪だと聞いていたが随分雪が少ない印象だ。
川中島バスの運転手のアナウンスも今年から2カ国語。オーストラリアの好景気が終わって云々と言われていたが客の中には白人も多い。

10時前に栂池高原で親父と合流。風が強く、弱い霙。荷物を整理して外に出ると雪に変わっていた。この日は夕方まで風が強く雪が降り続いたが、時折太陽が顔を見せたりして変な天気であった。宿の奥さん曰く、ここ2日暖かくて(とはいえ、最低気温は氷点下10度近いが)天気がいいのだそうだ。そのせいかバーンは硬く、夜の雪が積もるのを期待して寝る。

2日目、親父の誘いで白馬岩岳へ。栂池からバスで15分ほど。初めて行くスキー場である。栂池よりは随分標高が低い気がした。着くと土曜の朝というのにさほどゴンドラは混んでいなかった。八方のアダム、栂池のイヴに続いて、ここのゴンドラはノアである。随分歴史が下ったものだ。
このスキー場は一旦上まで上がってから放射状にゲレンデが広がる形になっていて、山の裏側まで降りることも出来る。湯沢の岩原に近いかなぁ。もう5年ぐらい行ってないけどあそこのピザ屋美味かったなぁ。まだあるかなぁ。

天気は1日中青空。軽くガスが上がることもあったが、行き交うジャンボの飛行機雲など綺麗に見えた。

バーンはまぁまぁ。午前中に裏側へ回ってみたところ、「最上級」と書かれた札の向こうに新雪が。でも大した傾斜ではない。テレマークの親父が突っ込んでいったので、オイラもついていったらその先が恐ろしいことに。渓流を進んでいったら滝、みたいな感じで、這々の体で何とか下りた。滑るというより下りるという感じ。30度ぐらいなのかなぁ。体感的には60度ぐらいだけど。3段階ぐらいに分けて段々キツくなるし、でっかい氷のコブあるしという恐ろしい壁だった。


真ん中落ちてきた…

二人とも汗だくになり「もう二度と来てやるか!」と捨て台詞を残して撤退。その後は大人しく表側で滑っていました。
ゲレンデは中々良いところだったけどちょっと短めなのが残念。後、ボーダー多いなぁ。この日は横からぶつかられて吹っ飛んでしまいましたよ。忌々しい。

3日目は午前のみ栂池を流し、春スキーのようなシャーベット状の雪が滑りよくなってきたぐらいで撤収。温泉に入って14時過ぎのバスに乗り、長野でL特急しなのに乗る親父と別れて帰京。

3日間、2時間ほど滑ってビール、また2時間ほど滑ってお茶、22時就寝の6時起床、とゆっくりのんびり滑って帰って来ました。今週から3末ぐらいまでバタバタしそうだし、良い息抜きになった。天気も良かったし。

先日の嫁の代わりに独身男が女性を養子に取る件。
「男の片親が養子として娘を取るのはNGだったかも?」というツッコミが入ったので調べてみる。

確かに子供には二人の親が居るわけで、生まれた後諸事情で一人になるかもしれんが生まれるためには二人必要だ、そう考えると独身の人が養子取るってのも形式的には不思議な気がする。法的には親子関係が成立するからね。

民法見ると

第792条   成年に達した者は、養子をすることができる。

だけなので成人であれば既婚だろうが未婚だろうが関係なく養子を取れるようだ。逆に配偶者が居る場合は、配偶者にもOkもらわなきゃいけないらしい。当たり前か。
「今日からこいつを息子にするぞ」「誰よこの子!」みたいなことは出来ないと。

で、ふと思ったのだけど、養子って何歳まで取れるのかと。子供のほうね。

第793条   尊属又は年長者は、これを養子とすることができない。

ということで親より年上はダメらしい。でも年長じゃなきゃいいので誕生日比べて先に生まれてれば親になれるみたいだ。80歳同士の親子とか可能。
これ、日本だと同性愛者がどうしても血縁関係になりたいときに使うらしい。

ということで独男が23歳未満の娘を取るのは可能、ということでした。

2008年 Tour de France, ピエポリの献身的なアシストを受け、山岳で強い勝利を見せた後で CERA によるドーピングが発覚して2年間の追放を受けていたリカルド・リッコ。当時24歳のイタリア期待の若手であったが、これにより所属チームのサウニエル=デュバルはリッコを解雇してレースから撤退、そのままチームスポンサーも降りてしまった。

チームは、2009年フジ=セルヴェット、2010年フットン=セルヴェットと名前を変えて活動を継続するも、2009年は TdF に参加出来ず、チームも弱体化していた。TdF 主催のASOはドーピングを嫌う、って当たり前だけど、ドーピングのイメージで放映権料が入らなくなったりしてしまうので。特にドイツでは圧倒的エースのヤン=ウルリッヒがドーピング疑惑で引退してから自転車アレルギーのようになってしまっていたり(確か2012年から中継やめるとか)

んで、今年からチームは都内でも見かけるようになった靴屋(?)のGEOXと大型契約。2008年ツールチャンピオンのサストレ、2005/2007ブエルタ、2009年ジロチャンピオンのメンショフを迎えて心機一転頑張るかと思ったのだけど、UCIプロツールライセンスを取れず、今年のツールにも呼ばれないという感じで、未だにリッコの呪いが続いているようである。ま、サウニエル=デュバルはチームとしてドーピングの管理に甘いという話があったので、自業自得と言えばそれまでなんだけど。

前置きが長いがリッコは昨年からヴァカンソレイユと契約して復帰。ところが、今度は同じく自転車選手のパートナー(子供がいるので実質嫁)にドーピング疑惑があり、これはシロだったのだけど、最終的に嫁の兄貴がドーピング違反で逮捕されるというゴタゴタぶり。とはいえ本人の事ではないので今年から本格復帰と思われてました。

でもって詰みました。
Tests prove Riccò had blood transfusion, Dutch newspaper says

先週だか、急にリッコがイタリアの病院に駆け込んだというニュースが。腎不全ということで敗血症の症状だと。で、リッコ本人が医者に「血液ドーピングに失敗した」と話したとか話してないとか。何にせよ、かなりの重体で、一命を取り留めた、という状態らしい。
一旦抜いた自分の血を期間が経ってから戻すことで血中ヘモグロビンを増加させる狙いでやるのが血液ドーピングだが、まぁちゃんとした医療機関ではやってくれないのでね。ちゃんとやんないと細菌が入って敗血症とかね。現在イタリアの警察が調査中らしいですが、詰みでしょうな。

元々プロ契約するときに、血中の赤血球の数が異常値を示したという話があるリッコ(この時は再検査でOkだった)、最初から怪しかったのかなぁと思ってしまう。そしてCERAで2年間レースに出られなくてもまたやってしまうっていうのを見ると、大麻とか覚醒剤で繰り返し捕まる芸能人を見ているような感じだな。弱さって奴か。
コンタドールの件と言い、年明けから暗雲立ちこめるロードレース界。いつも書くけど、あらゆるスポーツの中で一番厳格に検査してるからこそ見つかるわけで、某国相撲協会みたいに協会自身がユルユルなら何も起こらないんだけどね。スポーツのイメージ保つ為にはユルユルがいいのかねぇ。相撲に限らず。

そんなサイクルロードレースも、Tour down under, Tour of Qatar と暖かい(暑い)地域で2011年シーズンが開始している。また楽しいクラシック、ステージレースが見られますように。

みんな知ってんのかなぁ。
iPhone 使い始めてもうすぐ2年。

一番上の時計の所にタッチすると、一番上までスクロールするんだねぇ。

これアプリ毎の挙動じゃなくて iPhone 共通らしいんだけど。知らんかったんワシだけかのぉ。

昨日の夕方頃、親父からメールが届いた。

小学校高学年ぐらいから雪合戦できるような雪は降らなくなったわけですよ。中高もこんな雪景色の記憶が無い。
30年で随分温暖化が進んだんだなー(棒読み)

太陽黒点の活動低下とか関係ないよね。うん、関係ない。(ちなみにこれから太陽盛り返し中とか?)

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