戯言

2010年04月

前々から気になっていたのだ。二の腕があるのなら一の腕があるんじゃないのかと。二の腕と言うのだったら肘から先は何というのかと。

調べたらあっさりとあった。
いちのうで【一の腕】の意味 - 国語辞典 - goo辞書
大辞林によると、「肩から肘(ひじ)までの腕。」だそうです。あれ?それって二の腕やん。

にのうで【二の腕】の意味 - 国語辞典 - goo辞書

  • (1)肩から肘(ひじ)までの間の部分。上膊(じ ようはく)部。
  • (2)肘と手首との間の腕。

んがー。どうやら元は二の腕が一の腕で、二の腕ってのは二の腕から先だったみたいですな。って意味不明。結局肩から肘までが一の腕で、肘から先が二の腕だったんだそうです。

昨日は何故か知らないけどキャッチボールをしようと言い出したHさんに誘われ荒川の河川敷へ。風は強いがいい陽気。25年ぶりぐらいのキャッチボールは最初は投げる距離感が掴めず。投げ始めたら結構楽しく。休んだりしながら6人で2時間ぐらい投げてたんでしょうかね。

あたしゃ皆が難しいと言っていたキャッチャーミットをしてみたら案外取れたので、しまったこれはキャッチャーが天職だったのかも、と後悔したりしていたのでしたよ。

18時ぐらいから赤羽の駅前で飲んで帰ってきたのでした。なんか赤羽ってモツとかホルモンの店多い。
で、朝起きたら筋肉痛。肩に来るかと思えば右の二の腕(古典的な意味で)がダルく、左のお尻が筋肉痛なのでした。ゴルフやめてから非対称な運動したのは久しぶりだなぁ。

先週金曜夜22時に帰りの電車の中でメール着信。泣き疲れた、違う、泣き付かれた。「来週火曜が締めきりなんですが JavaScript の開発者がギブアップしてしまいまして…」。いつも世話になってるデザイナさんだったので「やれるだけやりましょう」と。
土曜の昼過ぎもらったファイルを見ると jQuery 初めて使ってみました、みたいなソース。人のソース読んで改変して続き作るのって大変なのよね。とりあえず仕様の謎な部分を質問で投げたけど、先方から変じなく、プレミア観戦。徹夜(ぉぃ

日曜仮眠を取ってからガガガっとやっつけて、その後月曜に渡って何度か修正があって完成と思いきや、「すみません、こっちの2ページもお願いできますか?」と。その代わり貰うものは貰うぜ、5000万円だ、ビタ一文まけないぜ、ってBJばりに言ってみたいもんだなー、などと妄想しつつやっつけて火曜の朝。

9時過ぎに来客。見ると野良猫トマト。荷物が届く予定は無いんだけどなぁ、と思いつつ受け取る。

んー、栃木県酒造組合。

ああ、そういえば、先日のイベントでアンケート書いた人の中から26蔵から1本ずつ酒が当たるって書いてあったな。
こいつはありがてぇ。

と言うわけで中身は雄東正宗ブランドの杉田酒造という酒蔵の発光路強力という純米吟醸。発光路って地区の強力って米を使っているそうな。

うん、3500円のイベントは安かったね。栃木酒応援します(現金)

お世話になってる会社の総務の人に頼まれて新卒研修をすることに。
以前、その会社の Old Type の方々に「インターネットの基本」みたいな講習をしたのが好評だったとかでお鉢が回ってきた。

つーても、前のは40 over の会社入ってからメールだ何だ使い始めました、みたいな人がターゲットだったし、今度の相手は幾つよ?80年代後半に生まれてるんでしょ?BON JOVI 絶好調みたいな。今更何をか…と思ってたんだけど、事前アンケート取るとインターネットについて案外知らんのな。

オイラの世代で学生時代からインターネットに触れてた人って、本当にケーブル引き回しの所からやってる人が多いと思うんだけど。技官の人と 10Base-2 のケーブルをグリグリっと、とか。マシン繋ぐときも事前にちゃんとIPアドレスもらって、設定して、とか。
今の時代、あんま考えなくても出てるケーブル繋げばいいんだよね。電気のコンセントの横に 10Base-T/100Base-TX の穴開いてたりするし。DHCPで勝手にアドレスも設定されるし。下手すりゃ勝手に Wi-Fi で繋がっちゃってるんだよね。

もう、電気とか水と同じように裏側考えずに使えるリソースなんですな。
そりゃ深夜番組でインターネット啓蒙活動してた高城剛もエリカ様と結婚/離婚するっつーの。え?3DO?

ま、そんなわけで、簡単な歴史やら仕組みやら教えて、HTTPとかSMTP喋って見せて質問答えて1時間強の講義を駆け足で終了。
それにしても、ちょっと話すとみんな真っ直ぐこっちを見る視線が痛くて。50人以上の前でプレゼンとか、これまでにも色々やってきたけど、こんなに真面目なオーディエンスは初めてかも。新卒研修の先生って精神力いるなぁ。

春のクラッシック最後のリエージュ~バストーニュ~リエージュ。常にアップダウンが続く260kmの1day レース。仕事しながら見てたのだけど。うむ、今週末は突然舞い込んだ仕事のおかげで引きこもり。

最後の7kmぐらいで先頭はコロブネフとヴィノクロフ、20秒ほど離れてエヴァンス、バルベルデ、ジルベールというエースそろい踏み。1分以上離れてアンディやアントン、コンタドールといったところ。10km切って1分以上はちょっと難しいかな。

最後の登りでジルベールが猛烈アタック。ホント今年は登りでの鬼のアタックが凄い。バルベルデとエヴァンスを一気に突き放す。前2人が牽制に入ると一気に追いついて追い抜きそうな勢い。残り4km。

前の2人はカザフスタンとロシアだしなー。びみょー、と思ったのだけど残り2kmでも駆け引き無く、ジルベールは絶望的かしら。坂で足使ったかなぁ。残り1kmでジルベールはバルベルデ達に捕まる。
と同時にヴィノクロフアタック。残り300mでコロブネフが千切れる。残念。ヴィノクロフは5年ぶり2度目の優勝。2位コロブネフ。

3位グループが争ってる間に、後ろからフランク兄ちゃんがアンディやコンタドールを引き連れて登場。が、少し届かず。3位グループではバルベルデがスプリントを制して誕生日の3位。

んー、例の血液ドーピング以来、ヴィノクロフ見るのは初めてかしら。コンタドールのアシストだと思ってたけどやっぱポテンシャル高いなぁ。ちょっと淡くなったアスタナのジャージに、今年からスポンサーの SPECIALIZED S-WORKS のバイク。インタビューではチームの面々に感謝の言葉を口にするヴィノはちょっと新鮮だった。

レース後チームのエースナンバーを持ったコンタドールと抱き合うヴィノクロフ。ツール走るのかしら?どうするのかしら。グライペル<=>カヴェンディッシュと同じぐらい、ヴィノ<=>コンタを期待する天の邪鬼なオイラでした。

再来週からは Giro d'Italia が開幕。翌週からは Tour of California が始まるが、これも今年は Live をやるらしい。11時ぐらいからイタリアのLive見て、朝6時から西海岸のLive。オイラのHPは削られまくって5末には無くなってしまうかもしれん。

1ヶ月ほど前かな、Hさんに誘われまして。e+ で酒造組合のチケットなんて買ったの初めてだよ!
3500円でお弁当が出る、キャパ500人という情報しかない謎の会合。3500円はリスキーなんだけどそこは勢い。

水曜日。18時半スタートなので18時過ぎに北千住で待ち合わせ。と、千代田線の混み具合が半端ない。みんな18時にはおうちに帰れる人なのか-。日本人働き過ぎとかウソだよなー、と思いつつ"混雑のため"3分遅れの千代田線で到着。普段徒歩通勤の身にはダメージデカイ。

さて会場の入口でアンケートを書かされ、それと引き替えにお弁当を受け取る。会場内は壁にそってぐるりと各蔵の長机があり、試飲用の酒瓶がイパーイ。その他適当に立食用にテーブルがあるので、とりあえず弁当食う場所を確保。客層はスーツのオッサンメインかな。でも若い女性3人連れみたいなのも結構多かった。


写真はHさんから拝借

弁当というものの、どちらかというと酒のつまみ。右下のは益子焼のぐい呑み。左上の小さいケースなんて山葵のお浸しの上に豆腐の味噌漬けだし。これは飲まんとやってられんな、ぐい呑みもって酒もらわねば、とどこに行こうか迷っていたら会長挨拶とやらが始まってしまった。が、後で聞いたらこの時点で酒蔵テーブルに突撃したHさんは「開会前なんでまだなんです」と断られてしまったそうだ。危うく恥を掻くところであった。

会長の長い挨拶の後、今度は栃木県副知事だかが出て来てこれまた栃木の名産だの見所だのを話し出して長い。やっと終わったと思ったら乾杯の音頭を取るとな。って、杯は空っぽですよ。「皆様、お近くの酒蔵のテーブルで注いで頂き…」急にザワザワと各テーブルの前に人だかりが出来て少々混乱。仕切り悪すぎだろ、と思ったが、とりあえず酒を求めて移動。
立っていた場所の近くに「仙禽」と「辻善兵衛」があったのだけど、dancyu 効果か人だかり。間に挟まれた「北冠」が可哀想なので行って注いでもらう。んで、乾杯。北冠、今思えば結構美味しい酒だったと思う。酔う前に口にして美味しかったから。

早いところ弁当を片付けてあれこれ回りたいのだけど、弁当は酒の肴メニューなので酒を飲まずにはいられず。ところが酒は小さい杯だし、蔵によっては半分も入れてくれなかったりするしで、酒取りに行く=>弁当食う=>酒無くなる=>取りに行く…というのが極めて効率悪い。まぁ、相席になった20代後半と思しきネーチャン4人組はガガガッと弁当だけ片付けて去っていきましたが。
うちらも何とか弁当片付けて端から呑みましたよ26蔵

行く前の栃木の酒ってーと、オイラはまず四季桜。10年ほど前に上司に連れて行かれた店で吟醸でなくても美味いというか、吟醸じゃない方が美味いイメージで驚いた覚えが。後は甘いイメージの東力士とか、近頃は妙に鳳凰美田が人気だけど個人的にはそれほどでもな、とか。
で、今回初めて飲む蔵がほとんどで、飲んでみると「栃木の酒ってこう」というものがなく、随分甘いものから酸味の強い辛口なものまで様々。甘いのは本当に甘くて正直辟易したのが2つぐらいあったかなぁ。あと、何故か古酒じゃないのに古酒っぽいのが2蔵。片方は「絞りたては味が粗いので敢えて無濾過で1年経ったのを出してます」って「こだわり」を言ってたけど常温貯蔵っぽいし、もうちょっと気を遣えば美味しいかもしれないのに…でも丁寧に説明してくださって、それは嬉しかったんだけど。

美味いと感じたのは結局辻善兵衛と北冠。あとは記憶があやふやだけど惣誉開華かな。最後の方だったしな、テーブル一つ違うと全然違う酒なので怪しいな。四季桜の燗酒、東力士の古酒などは普通に美味しかったですよ。鳳凰美田はオイラが行ったときにはすでに売り切れで閉店状態。何か、スタート直後なんて行列できてたからね。そこまで飲みたい酒かなぁ?悪くはないけど。

かくして、20時半に終了。良いイベントだったんじゃないすかね。お水も中央に仕込み水をタップリ置いてあっていつでも飲めるようになってたり。最初に相席になった人が話してたけど、去年までは王子でやってたけど、クーラーが効かなくてみんな汗だくで酷い会だったのが随分良くなったんだと。

もう最後の方は義務感と時間との戦いでひたすら飲んでいたのでどうにもサッパリしたくなり。日暮里に移動して蕎麦屋へ。「開運」を飲んで「あー、美味いなぁ」と。イベントで配られた酒蔵と品目リストなど見ながら飲んでいたら、蕎麦屋の大将が「これ私の私物なんですが、飲んでみます?」と一白水成の一升瓶を出してきて注いでくださったり。
ホントに日本酒は手頃で色んな味と飲み方が出来てCP高いっす。

最後に会場内に張られていたポスター。肝に銘じます。

「水曜のクラッシック」と言われるらしいフレッシュ・ワロンヌ。平日にやるんじゃねーよ、って感じだけど、飲んで帰ってから倍速で見た。でも最後15kmぐらいで寝オチしそうだったので寝た。起きて見た。

JSports がフレッシュ・ワロンヌを放送するのは今年が初めて。ワロンヌというのはベルギーの地方の名前。フレッシュは「矢」の意味だとか。フレチャと同じ語源かな。レースの見所はゴール直前の「ユイの壁」。平均斜度が9%強、最大斜度26%ってなにそれ?

レースは何度か逃げがあって、最後はフランク兄ちゃんとクロイツィゲルを含む4人逃げだったんだけど、最後2kmぐらいだっけ、で吸収。いい感じだったのに今回もクロイツィゲルはダメ。その後、いい感じで上がったバルベルデが「ユイの壁」で失速。エウスカルテルのアントン、コンタドール、ニーバリあたりが前に出るもニーバリもダメ。クネゴちゃんもダメ。この辺で上がってくるアルカンシエル。
引っ張っていたアントンが落ちていったので、やっぱコンタドールつええ、と思ったら、コンタドールが掛けたんじゃなくてアントンが失速していったらしい。それと入れ替わりにアルカンシエルのエヴァンスが上がってきて突き放したところがゴール。地味目なガッツポーズ。

コンタドールは調整で臨んだのかなぁ。ま、ペレイロと一緒にスペインから移動したみたいだからお疲れかな?
Vaya viaje!!! 9 horas de coche ayer,ahora 6 horas de tren y dos de bus hasta Liege!! Esto va full de gente,que caos!! | TweetPhoto
その割にはエヴァンス以外の上位はスペイン勢だったり。

アルカンシエルの呪い、なんて言われるけど、これまでグランツールで散々呪われていたエヴァンスには関係ないのかな。ま、ジロから始まるグランツールがどうなるか、ってことか。

昔、デザイナ(だっけな?)の人と話をした。その人は企業ロゴとか作る人だったのだけど。
丁度学生ベンチャーが流行り出す頃で、ITバブルの頭ぐらいだったのかな、バブルって終わってみないとわからんからね。

で、話を聞くと「近頃の会社はやたらと派手とか格好いいロゴを作りたがる」と。でも、ロゴってのはそういうものじゃなくて、10年50年と生きていくものなので、今はやりのものにしてはいけないんだそうな。良い例として上げてくれたのが IBM とかだった。他にもいくつかあった気がするけど忘れた。GEもそうだったかな。日本でも SONY とか HONDA とか、別に凝ったロゴではないよね。

いや何だか近頃流行りの新党の名前見てましてね。「日本創新党」とか「たちあがれ日本」とか。「大阪維新の会」とかいうのも出来たそうですな。とりあえずの今の景気とか内閣支持率とか見てつけたのが丸わかり。

何か長期的な理念とかそういうのが全く伝わってこないですね。日本の政党に日本って当たり前じゃないのかと。「新党日本」なんてのもあったな。「国民新党」はまだマシか。国民主体っぽいことを打ち出したいのかなと。

10年、20年、50年と続いていくことは考えずに、とりあえずは目先の人気取り、上手く行ったらどっかとくっついて…って感じなのかな。売却狙いのベンチャー設立みたいなもんか。いや、オイラも今後もし会社作るならIPOより売却狙いだけど。IPOしんどい。
政権もそんなもんか。いざ取ってみるとしんどくて二度とやりたくないとか。

久しぶりに何の予定もない週末。家で大人しくしていようと思い、土曜は掃除などして過ごす。朝から雪降ったりするし。
で、日曜日。行楽日和と聞いてはじっとして居られず。

次回の目的地、高尾駅前。甲府まで2桁だ。でも大月まで44kmもあるのか…

行ってみようと思ったのは多摩森林科学園。良く分からんのだけど、元は林業試験場で、今は独立行政法人なんだそうな。事業仕分け対象なのかしら。隣には大正天皇と昭和天皇の墓があるそうな。

で、林業関係の試験園ということで、森林に貯まる水量調査とか木材の防腐とか色々やってるんだけど、その一環(?)で全国各地の桜を株分けしたものを植えているそうな。更には見頃が都内と2週間ほどずれるとか。
駅から行列が出来ることがあるとか聞いたのでおっかなびっくりで行ったのだけどそんなことはありませんでしたよ。園内はそれなりに人がいたけど歩けないほどではない。

まことに良い天気に恵まれましたが、やはり都内に比べると少し温度が低い感じ。


下の道に人

園内は結構アップダウンがあって、ちょっとした山登り気分が味わえる。

これは「しろたえ」なる桜。こんなに桜って種類があるんだ、と思えるぐらい様々な桜がある。むしろ染井吉野が少ないぐらいで大島桜が多かったかなぁ。

非常に多くの桜があるので河津桜や寒緋桜などはすっかり葉桜になって青々としていたり。園内揃って満開ということは無いのでせう。

どういう訳か斜面に桜が植わっているところが多く、谷間に向かって生えているのでした。

中は結構な数のベンチがあって、酒はダメだけど弁当は持ち込み可。ベンチに座ったオバハンどもが桜を見てるのかと思いきや血圧の話やら「XXのクスリを飲んだら咳が止まった」とか、そんなの病院の待合室でやれよ、という話をしてたり。
ぐるっとゆっくり回って2時間ぐらいでしょうかね。高尾駅から5分ぐらい、近くにもそこそこの交通量の道路があるにも関わらず、中に入って少し歩くと完全に山の中の空気。良いところです。

何度見ても覚えられない Eyjafjallajökull という名前。日本の報道では「アイスランドの火山」としかでないのだけど、多分名前がややこしすぎてアナウンサーがちゃんと発音する自信が無いに違いない。
エイヤフィヤトラヨークトル。りぴーとあふたーみ-。エイヤフィヤトラヨークトル。
赤エイヤフィヤトラヨークトル、青エイヤフィヤトラヨークトル、黄エイヤフィヤトラヨークトル。隣の客は良くエイヤフィヤトラヨークトル食う客だ。

おかげで、やれ日本人ビジネスマンが帰れないとか新婚旅行から帰れないとか色々報道があるわけですが、欧州スポーツシーンにも影響が大きく。
選手が移動できないのはもとより、土曜の Premier League の Manchester Derby では主審がルーマニアだかの会議から戻れないということで急遽代役が。日曜の AmstelGold Race ではTV中継用のヘリコプターが飛んでもいいかどうかが問題に(最終的にOk)。いつ噴火が収まるか分からないので今週、来週と混乱は続きそう。

火山灰の影響で地球全体の気温が下がるかもしれないなんていう話もあって、やれ温暖化だエコだと行ってる方々は諸手を挙げて歓迎すべきではないですかね。野菜とか更に高騰するだろうけど「地球にやさしく」が大事だもんね。先物市場は激しく動き始めてるとか。

そんな日曜のレース。オランダ南部なので直接の灰の影響はないものの、やはり選手の移動が大変だったようで。飛行機移動の予定を急遽車や電車で移動。選手だけでなくカメラマンや報道も大変だったようだ。

RadioShack's Chris Horner told Cyclingnews on Saturday afternoon that he and teammate Thomas Vaitkus had driven 17 hours through Friday night to complete the 1800 kilometres from Spain.

他にもクネゴたんは電車で9時間かけて移動とか。もうレースが始まる前に消耗してそうですが。HTCのレイネスはマヨルカ島に居て早々に詰み。サストレ、バルベルデ、LLサンチェスといったスペインベースの大物はキャンセル。結果192人エントリーが178人でスタート。ケースデパーニュなんて特例措置でチーム3人での出走。哀れ。

結果、エースを欠いたチームが多く、アシスト陣も疲れ、何だかgdgd の展開で盛り上がりは最後だけでした。フィリップ=ジルベールが満を持してのアタックを決め、アンディちゃんは何をしてるのか分からず。期待してたクロイツィゲルは仕掛けが遅かったのかなぁ。まぁジルベール強かったな。

最後にカメラマン砂田さんの日記のコメントが面白かった。

昨日のガゼッタには、空港の閉鎖で選手たちが飛行機ではなくクルマなどで移動しており、混乱していると書かれていた。
  だけど、大会のプレスオフィサーで、かつてプロ選手だったベンニーは、
  「自分が選手だった頃の移動はクルマだったから、1回くらいこうなってもいいよ」と。
  そうだよね、昔はみんなこうだったんだから。

今更ながら El Clasico を見た。JSports だと結構遅れてからしか放送してくれないのよね。権利の関係。

ま、試合の中身は置いておいて、試合前に黙祷。ポーランド大統領を含む100人弱が死亡した航空機事故に対するもの。大統領が大事ではなくて、多くの人が亡くなった事故に対するもの、ということのようだ。

北半球のラグビーなんかでもこういうのは見かける。直近にあった災害や事故に大して黙祷を捧げるもの。偉大な選手が亡くなったときなんかにもある。

その様子を中継しながら、実況と解説が話していたのだけど、先日巨人の木村コーチが亡くなった後、巨人戦以外はそういったセレモニーは無かった模様。オイラは野球見ないので分からないのだけど、巨人の選手が喪章を付け、相手の阪神は広島出身の選手達が僅かに喪章を付けただけだったとか。
海外サッカーとかラグビーだと同じリーグでそういう事件があれば全試合、全チーム確実に黙祷だろうなぁ。で、少なくとも対戦相手も全員喪章かと。
黙祷は日本にもある儀式だと思うのだけどな。やっぱ地元住民が集まって始めたクラブチーム発祥のプロスポーツと企業の部活動発祥の商業用プロスポーツの違いなんだろうか。

そういえばスポーツで黙祷ってほとんど見たことがない気がする。プロレスで選手が亡くなったときの10ゴングとか夏の高校野球の終戦記念日ぐらいか。確か日航機墜落は夏だったと思うんだけど、あの直後のプロ野球の試合って何かやったんだろうか?

そういう中で育ってるからとりわけ違和感もないんだろうな。ま、善し悪しは別としてこれも文化の特色ってことかな。儀式やったから悼んでるとか、やってないから悼んでないとかいう形式的なことではないだろうし。

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