土曜日、昼過ぎに家を出て歩いて秩父宮へ。14時からトップリーグ1試合だが、着いた頃には前座?のトップイースト(トップリーグ2部)の試合後半途中だった。NTTコミュニケーションズ vs 三菱重工相模原。NTTコミュにブラッドリー・ミカがいるのは知っていたが、三菱に未だにトロイ・フラベルがいるとは思ってなかった。
相変わらずの突進力とハンドリングの良さを見せていたけど、彼のプレーだけが目立つ感じで NTTコミュが圧勝。確か首位と2位の戦いだったから、これでNTTコミュは来季トップリーグ昇格をぐっとたぐり寄せたんだろうか?
トップイースト見たのは初めてかな。リコーが落ちてたときに見に行こうと思って行けなかった記憶が。関東協会管轄なのでフラッグのデザインが違ったり、時計が止まらなかったりで、ロスタイム3分の表示が出たのが新鮮だった。
後、トップリーグ時代も気持ちの良かった三菱のサポータは相変わらず。相手がゴールを狙うときも「静かに」という札を上げて応援団に沈黙を要求したり、試合後も相手チームに惜しみなく拍手を送ったり。
さて、本ちゃんは三洋と神戸。神戸の全盛期のライバルはFWの三洋だったが、今となっては昔の話。トップリーグ初代王者に輝いた6年前に勝利して以来、神戸は三洋に勝っていない。果たしてどうなるかな、と思いつつ見ていたのだけど、神戸がハンドリングエラー連発。その割には頑張って耐えていたのだけど、20分過ぎに SO ブラウンの肩越しのオフロードにサポートの三宅が走り込んでトライ。
ブラウンのスキルも凄いのだけど、これに反応できるチームのレベルの高さが光る。この辺りから雲行きが怪しくなり、前半終了時に 22-0。
後半1発返して食らいつきたいところだったが、ペナルティ連発、SO森田のロングキックも角度が悪かったりと不安定でもうダメダメ。後半北川がトライして50-0となったところで、どんどんお客さんが帰り始めた。まだ20分以上あるのに…
神戸ファンとしては凹むとかいう以前に三洋のショータイムを楽しむ気分に。「スネーク、ショータイムだ…」ってぐらいの拷問っぷり。
最後に執念というかお慈悲というかで1トライ返したものの 50-5 ちょっとどうしようもない感じ。
三洋はトニー・ブラウンの素晴らしいオフロードがトライにつながるシーンが何度か、それに彼は神戸のLO ウォレスハリソンを真正面からタックルしてビシッと2度ほど止めていた。素晴らしいプレーヤーですよ。
後はHO堀江。代表と同じくラインアウトに難ありだったけど、それを補って余りある柔らかい走りと当たりの強さ。彼ぐらいの選手がジャパンのCTBになればジャパンもホンモノかな、と。