戯言

2009年10月

ということで日本での Bledisloe Cup まで後1日だ。天気予報は晴天とはいかないまでも、雨は降らなさそう。

今年はよりによって低調な両チーム。低調とは言え世界ランクは上位だが。NZが2位、AUSが3位であるが、Kiwi としてはNZがトップでないのが許されない状態。ある意味NYYや読売巨人よりも絶対的首位であることを期待されているチームだ。
ちなみに日本は14位なので、案外上位に思えるが、8位と9位の間ぐらいに超えられない壁がある。9位のFijiとは善戦できるが、8位Walesと善戦はあり得ない、そんな感じ。

現在 Wallabies は All Blacks に6連敗中だったか。今年は3タテを食らっている。最後に勝ったのが2008年7月のシドニーでの Home Game とのこと。就任直後は評価の高かった Robbie Deans も、進退の話が出てくるようになった。一方の Graham Henry も2007年の World Cup 辺りから選手起用などを巡って色々言われている中での、今年の RSA に対する完敗。

面子を見ると両チーム本気だ。嬉しいねぇ。
AB には So'oialo, C.Smith, Sivivatu が怪我から復帰してそのまま先発入り。相変わらずLO陣が何となく頼りない気がするけど Tri-Nations よりは確実に安定していそうだ。
対する Wallabies は絶対に負けられない一戦(c)テレ朝に向けて、面子をいじってきた。前キャプテンのGeorge Smith が何と19番でベンチに。21歳の Pocock が7番、新キャプテンの Elsom が6番を付ける。残念なのはバックスのキャプテンに指名されていた CTB Barnes が練習中の負傷で欠場。FBの予定だった Ashley-Cooper がCTBに入り、Reserve 予定だった O'Connor がFBに入ると。O'Connor が見られるのは嬉しいけどね。U-20に来てなかったから(フル代表に入ってしまって)。代わりの reserve は未定。

DC と Giteau のPG合戦なんてならずに南半球らしく派手に取り合って欲しいものだけどなぁ。実際は15-8でABってとこかしら。倍ぐらい行くかな?どうだろう。
南半球での評価はAUSの3列が頑張ればFWは50/50、BKは各ポジションで少しずつAUSが劣る、といったところのようだ。個人的には AUS の SH Genia の動きに注目ですかな。彼のペースがはまれば善戦、もしかしたら、ってこともあるかなと。キック合戦になれば Jane, Muliaina 辺りを擁するABが1枚上手だろうなぁ。ABにつけ込むならラインアウトかしら。Giteau のキックで前に出て、ラインアウトにプレッシャーをかけると。

Australia - revised: 15 James O'Connor, 14 Peter Hynes, 13 Ryan Cross, 12 Adam Ashley-Cooper, 11 Digby Ioane, 10 Matt Giteau, 9 Will Genia, 8 Wycliff Palu, 7 David Pocock, 6 Rocky Elsom (captain), 5 Mark Chisholm, 4 James Horwill, 3 Ben Alexander, 2 Tatafu Polota-Nau, 1 Benn Robinson.
Replacements: 16 Stephen Moore, 17 Matt Dunning, 18 Dean Mumm, 19 George Smith, 20 Luke Burgess, 21 Drew Mitchell, 22 TBC.

New Zealand: 15 Mils Muliaina, 14 Cory Jane, 13 Conrad Smith, 12 Ma'a Nonu, 11 Sitiveni Sivivatu, 10 Dan Carter, 9 Jimmy Cowan, 8 Rodney So'oialo, 7 Richie McCaw (captain), 6 Adam Thomson, 5 Tom Donnelly, 4 Brad Thorn, 3 Neemia Tialata, 2 Andrew Hore, 1 Tony Woodcock.
Replacements: 16 Corey Flynn, 17 John Afoa, 18 Jason Eaton, 19 Kieran Read, 20 Brendon Leonard, 21 Stephen Donald, 22 Tamati Ellison. 

やっぱムカつくので書く。

先日いつものクリーニング屋に取りに行ったら「エコのために袋は出さないことになったんです」とバイトのオバチャンに言われた。これがまた何人かいるオバチャンの中でツンと澄まし顔のオバチャンだったんだけど。

そんなこと言われても袋持ってないんで、と思ったら「お持ちで無いなら、差し上げますのでお気持ちだけそちらに募金してください」と言われ、指した方向を見たら日本ユニセフの募金箱。エコ=ユニセフ?なんかもうどこから突っ込んだらいいのか分からないし、小銭の持ち合わせが無いしで、泣く泣く100円を放り込んで帰ってきました。高いポリ袋だこと。

つーか、企業としてエコ大事!みたいなスタンスを打ち出すのなら、自社の利益分から活動支援を行えばいいのではないだろうか。なんで自社のスタンスを顧客に強要して顧客が不利益を被るのか。上から目線で啓蒙活動のつもりかしら。
素直に「経営が苦しいから袋代を負担してください」と言うのなら理解出来るけど。航空会社のビール有料みたいに。

近所のスーパーは「袋お持ちの方はこの札をカゴに入れてください」ってのがあって、入れておくとポイントが貯まるのだ。それで十分じゃないのか?エコのために顧客に不利益じゃなくて、エコに協力してくれる顧客に利益提供ってなら分かる。

2度目にクリーニング行ってムカついたので書いた。会社帰りに受け取りたいときにわざわざデカイ袋持って行けるかよ。

立川談笑「落語のチカラ」  『エコ!』って、ウソっぽくねー?!

近頃、巨人のユニフォームもアディダスマークなのな。アディダスのショップで巨人のユニフォーム売ってるのは何だか違和感があるのだけど。
でもって、天下のAll Blacks のジャージもアディダスなのだ。なんで Canterbury of New Zealand じゃないのかというのは疑問だが、世の中銭やね。

で、今回の来日に合わせて渋谷のアディダスショップでイベントがあると。でも、平日夕方ということで無理だと思ってたら、色んな事情が重なって16時半に渋谷に。こは幸いと向かってみたら凄い人の数。

とりあえず人垣の後ろに立ってみたのだけど前の方にデカイ外国人が3人。じゃまだなーと思ってよく見ると一人が被っている帽子に"BlackRams"の文字。リコーの選手ですか。一際目立っていたのは Gerhard Human つう3列の選手だったらしい。189cm 103kg。そりゃ邪魔だが、試合前に聴く曲が"Eye of The Tiger" ということで許しておこう。あの曲は好きだ。ダサイPVが

17時開始予定が結局20分以上遅れて開始。何があったのか分からない。ノヌーが来るかも、という話もあったのだけど、ムリアイナ、DC、リードの3選手だった。登場のときはよく見えたのだけど、ムリアイナのオーラすげー。DCは案外普通のイケメン兄ちゃん、リードはデカイあんちゃんという感じだった。

その後、何故か岡田監督登場。後ろで England 人が「今日のゲスト知ってる?」「いいや」「日本のfootball のコーチらしいよ」「へぇ」「そんな人の話聞きたい奴が何人いるのかね」なんて話をしてた。オイラもそう思うが、スポンサーつながりで呼ばれてしまった岡田監督こそ可哀想といったところ。
最後に司会でラグビー解説でおなじみ村上さんが登場したときの方が拍手が大きかったので、ますます岡ちゃん可哀想。


高校時代はラグビーやったことがあるとか
色々話をするも終始スベリ気味で可哀想な岡田監督

調子を聞かれたキアラン=リードが「ぼちぼちでんな」と謎関西弁で返すなどのトークがあったのだけど、オイラも暇でなかったのと、人口密度高杉で暑くなってきたので中座。出る頃にはオイラの来たときの倍以上の人が店の外まであふれそうになっていた。

「何やってんの?ラグビー?へぇ~」といういかにも馬鹿渋谷っぽい女子の声を背にオフィスへ戻ったのでした。

岡ちゃんラグビー好き、豪-NZ観戦へ

週明け月曜、出社したら「今日、決裁もらわなければいけないので資料に目を通してもらえますか」と。だったら週末によこせよ、俺様も忙しいんだし、などグダグダ思いつつチェックしていくつか指摘して戻す。

昼過ぎ。

「Nさんがインフルエンザでお休みで確認してもらえませんでした」

そっち先に確認しろよ、とはもう言いませんでしたけどね。身の回りでポツポツ休む人が出ていて、やっぱ子持ちは感染しやすいんだろうか、と思ったり。
思い返すと「インフルエンザですね」と言われた記憶がないのだけど、小学校辺りまで遡れば履歴があるんだろうか。オイラが忘れてるだけで親が覚えてたり。

学校に行っちゃいけない病気で覚えているのはおたふく風邪。学校ってか幼稚園か。
ただでさえ幼稚園に行けなくて悲しいのに、大好きなカレーを食べようとしたら耳の後ろが痛くて口がうまく動かなくて泣いた気がする。水疱瘡は生まれてすぐに感染したらしいので覚えてないのだな。

そういや、例のワクチン接種の優先順位に教育関係者って入ってなかったような。毎日数十人のガキお子様相手にしてるのにね。先生もご愁傷様です。

昔々、年に1度ぐらい西海岸に行っておりまして。Napa に連れて行ってもらってはワインを買っていたのですが、そのうちそこそこ良いワインも買って帰るようになりまして。まだ液体を機内持ち込み出来た頃のお話。

で、夏にエアコンを点けるのが好きではないオイラとしては、台所の下に高いワインを並べておくのは忍びないということで、ワインセラーを購入しました。10本入る奴で2~3万ぐらいしたのかな。
コンプレッサーではなくペルチェ素子使用というのに惹かれましてな。ペルチェっつーのは通電すると冷えるという変わった素子で、学生時代に某放送局の実験コーナーの予算で買って遊んだことがあるんだよな。通電するとみるみる表面に霜がついて凍ってくるの。当時一緒におもしろがって遊んでいたI先輩も今では有名大学の若手教授ですよ。逆に言うと科学を純粋に楽しめる人がああいう職業に就くべきなのだな。

コンプレッサーってのは所謂エアコンとか冷蔵庫の仕組みな訳で、うるさいわけです。で、ペルチェは通電だけで冷えるから静かだよ、と。それにつられて買ったんですが、ペルチェが冷えても庫内の空気は冷えない訳で、冷却ファンがついてるんですね。

これがうるさい。

買ってから気付いたのだけど結構うるさくて、まぁでも慣れって奴ですかね。気にならなくなってたんですが、先日久々にフィルターを掃除したら異常にうるさくなり。何か悪いものでも吸い込んだのかしら?と思って、潤滑剤注したり色々したけどダメ。まぁ、10年近いしそろそろ召されるころですかね?と思って清水の舞台から飛び降りてみました。これでまた圧力鍋とマルチブレンダーが遠のく。

科学の進歩でしょうか、同じペルチェ採用でも異様に静かでして。心配になって庫内温度測ったらちゃんと冷えてました。切支丹伴天連の妖術ですね。
さて古い方はどうしようかと。粗大ゴミだといくら貼ればいいのかと思ったら、これ冷蔵庫なんですね。家電リサイクル法の対象らしく、えれー高い。数千円軽くかかります。申し込みも面倒だし。

で、まあ動いてるわけだし、機能に問題はないので、近所のリサイクルショップを探す。「家電は原則5年以内」とか書いてあるけどまずは電話。型番を告げると「2~3千円ですね」と。お金がかからないどころかお金もらえるんですか。
ということで来てもらって目の前で動かす。どうも音は気にならないらしく状態がいいということで3000円で買い取ってくれました。うーん、ウルサいと思ったのはオイラの気のせいだったのかな。何にせよありがたや。さて、肝心のOpusOne をいつ開けるのかしら。

2011年のRWC NZ大会のプロモーションの一環で、東京タワーの下にでっかいラグビーボールが出来るらしい。ラグビーボール型のパビリオン。
『東京タワー』の真下に 超巨大なラグビーボールが出現! > ニュージーランド

2007年フランス大会の時にエッフェル塔の下に登場して話題になったのが、今度は東京タワーの下とのこと。暇なので、いや、暇じゃないぞ。移動のついでに立ち寄ってみました。

まだやね。というか知らない人にはラグビーボールとは思えないね。
とうふ屋うかいの坂道を登ったとこです。

さて、後10日を切った Bledisloe Cup。この東京での試合を皮切りにヨーロッパツアーに出る両チームのスコッドが既に発表されております。
ALL BLACKS NAME SQUAD FOR EUROPEAN TOUR
WALLABIES NAMED FOR 2009 SPRING TOUR

日本は秋でも南半球は Spring Tour なんですね。いやー、ホンモノが来ますよ。注目は怪我から復帰の Corey Flynn のモミアゲがどうなっているかでしょうか。Wallabies の Mortlock は怪我でヨーロッパからの参加ということで、東京には来ないらしい。いや、九州電力との接触をオーストラリア協会が嫌ったんじゃないかというのは深読みか。

オイラ一人が心配しているチケットは、色々オマケ付きの7万円シートは完売したようだけど、その他はまだ余っているらしく。Cat2のシートには日本代表選手が座ります、とか AB をサポートしてるアディダスからチケットプレゼントキャンペーンとか、正に苦肉の策といった感じがヒシヒシと伝わって参ります。

ブレディスローカップ特別企画『日本代表スコッドと一緒に観戦しよう!』
adidas Japan : ALL BLACKS

ま、何にせよ天気がいいといいな。後31日ってハロウィンだなぁ。また山手線でイカレタ異人が騒ぐんだろうか。夜に六本木に行けばデカいオージーとかニュージーランダーとかがビールを呷ってるのに遭遇するかも。

[追記]
なんだ金曜にふくらませたのか。

大学2年ぐらいか。方南町の友人宅にたむろってSFC の HUMAN のサッカーゲームを死ぬほどやってた。SFC って湘南藤沢じゃないぞ。
で、ユーゴスラビアの10番が恐ろしい選手だった。その名は「トイコッチ」。

先週末17日のJリーグの試合で事件があったらしい。
ピクシーがボール蹴り込み初退場/J1

名古屋ストイコビッチ監督が初の退席処分を受けた。後半40分に相手選手が負傷してプレーが途切れた際、ベンチ前に転がってきたボールを右足で約40メートル先の相手ゴールにワンバウンドで蹴り込んだ。

ピクシー番外弾に横浜GK榎本驚嘆/J1

榎本は「革靴でしょ。しかも芝はぬれているのに。怒りを通り越して、すげえと思った」と、驚いていた。

状況を想像するにベンチ前までコロコロ転がってきたボールをストイコビッチが蹴ったら横浜ゴールに入ったというだけだと思ってた。
普段はサッカーなんて暇つぶしのプレミアとバルサTVしか見ないのに、これ見たさに後日 JSports を録画してみたけど、JSports のカメラは倒れた選手に寄っていて映ってなかった。盛り上がる観客とその後の退場処分だけ映ってた。

で、これだ。CSで放送されたらしい。

ダイレクトボレーならそう書けよ。すごいじゃないかピクシー、じゃないオイラのトイコッチ。ダイレクトボレーで革靴でアウト側。早いとこ現役復帰した方がいいよ、と。

合わせて平畠を久しぶりに見て調べてみたら DonDokoDon ってまだ解散してなかったんだな…

手伝ってる会社の人事情報が酷いと担当の女性が嘆いてまして。何かふるーいファイルメーカーか何かで作ってあるんですな。で、女性の涙に弱いので LAMP で作り始めたのですが、この手の話としてありがちなんですが仕様が決まりませんので、作っては直しの繰り返しになるわけです。

単なるDB管理ツールみたいなもんなので、それほど楽しい仕事でもなく。そんなときに Force.com の話を都内某所で聞きまして。SFDC が無料でプラットフォームを貸してくれると。
早速登録して、ががっとテーブル(カスタムオブジェクト)を作ったら登録・編集・削除・検索とか出来ちゃいました。表示レイアウトもドラッグ&ドロップで変更可能。Excel の数式ぐらいの計算なら出来る。これが全部ブラウザ上で出来ちゃうんだから中々すごいものですな。まあ、ちまちま項目足していくのは煩わしいと言えば煩わしいんですが。

がっつりとカスタマイズしたい場合は VisualForce という奴で HTML 根こそぎ書き直したり、自前でSQLモドキ(SOQL)投げて結果を java ライクな言語で処理したり出来る。

実はここまで来ると、SOQLに join や group by が無かったりして「不便だなー」なんて思ったりするのだけど、そもそも ASP のサーバ上にプログラム置かせてもらったり、SQL 投げたり出来るだけで十分と言えよう。他にAPIも使えるしね。

とりあえずは人事管理については動くまでに3日(お勉強含む)で出来ましたよ。「生年月日を元号表示できんか」とか色々言われて頑張りましたけど。そろそろ平成生まれが入社してくるのねー。

で、個人で登録した方では「飲んだ日本酒管理ツール」を作って地道に登録していこうかと思っているのでした。写真のアップロードが出来ないのが残念だけど。カスタマイズすれば出来るだろうけど、容量に制限あるしね。

Cloud Computing - salesforce.com

いい加減、今回の旅の日記も終わろうと思う。

ポルトで Best Western に泊まる羽目になった件は書いたのだけど、その他の宿について。

1 トレドのパラドール
パラドールはスペイン国営のホテルで、古い城や修道院を改装したものが有名だが、新たに建てたものもある。基本的にはサービスが良く4ツ星以上でお値段も高い。グラナダとトレドが人気らしい、ということで、マドリから30分のトレドに泊まったのはパラドール目当てでもあった。ちなみに5年前はグラナダのパラドールに泊まったが、こちらはアルハンブラ宮殿の敷地の中にある。
トレドのパラドールは旧市街を見下ろす丘の上にあるため、アクセスは少々不便。とは言え、AVEの駅からタクシーで15分ほどか。売りは部屋やカフェテリアから旧市街を望めること。


部屋のテラスからカヴァ飲みながら…

が、前のエントリにも書いたようにカフェテリアは宿泊客じゃなくても入れるし、230euro ほどする割にはサービスはよろしくなかった気がする。悪くはないけどCPは低いかなぁ。後ね、折角眺めがいいのだけどトレドの旧市街はライトアップしないのよね。

2 セゴビアのパラドール
こちらは期待していなかったのだけど素晴らしかった。新しく建てられたものらしく、外観からしてモダン、内装もシンプルモダンであった。トレドと同じく旧市街を見下ろす丘の上に建てられているのでアクセスは悪い。AVEの駅から30分弱ぐらいか。トレドと違って歩いて旧市街に行くのも現実的じゃない。


高い天井やスクエアな作り、大きなガラス窓など
中々良い造りです

ただ、セゴビアの街は夜間キレイにライトアップする。水道橋、アルカサル、カテドラルが浮かび上がるのを芝生の庭園から眺めるのは優雅なもの。この眺めはレストランからも楽しめる。周りが暗いので星空も美しかった。


カメラでは美しさが映りきらない

また、観光には関係ないけどテニスコートやジム、プールもあるのでリゾートホテル的にゆっくり楽しむことも出来るようだ。そういう余裕が欲しい。夜着いて朝出たのは勿体なかった。
こちらも194euro と安くはないが、満足感はトレドを遙かに凌ぐ。朝食もトレドより断然良かった。

[番外] ハイテクホテル
最後の宿は空港に近いことだけで選んだ。朝10時前の便で発つので。
で、いくつか見た中で良さげだったのが High Tech Hotel なる宿。名前が良いし、名前の通り WiFi がタダだと書いてある(有線LANもタダ)。空港のターミナルから無料送迎バスあり。で、部屋についたら何故かエアロバイク。手前の机の上には部屋に備え付けの DELL のNote PC。

素晴らしい。OS はLinux であった。なるほど、これがハイテクか、と思って風呂をチェックしてビックリ。

ハイテクなのはシャワーブースでしたよ。ボタン押すと色んなとこからお湯が噴き出すんだけど、どういう体勢でどれを押せばいいのかよく分からず、しばらく「あひっ」とか「うほっ」とか悶えていたのでした。

ちなみに WiFi はつないでブラウザからID/PWを入れる系なんだけど、iPhone の Safari はダメだった。認証後に javascript で redirect してるみたいなのだけど、その js が Safari だと動かないっぽい。
High Tech Madrid Aeropuerto, Madrid Centro, Spain.

[さらに番外]
今回泊まれなかったポルトの residencial、海外の口コミでは高評価だったのだ。誰か機会があったら泊まって欲しい。Grande Hotel de Paris - Residencial なる宿。何で Paris かは知らんけど。
Grande Hotel de Paris
ポルトは坂だらけなのだけど、宿を選ぶならトリンダーデとサンベントの間の西側ぐらいが良いかなぁという感じ。

[予約]
予約はパラドールは直接パラドールのサイトから申し込むのが一番安い気がした。日本総代理店みたいなのもあるけどね。5年前は代理店経由で申し込んだ。当時もオンラインで予約出来たのかなぁ?
Paradores de Turismo

後、今回色々見て思ったのだけど、楽天トラベルのオファーが案外良い。Hotels.com とかでエリアから宿を調べてある程度絞り込んでから楽天トラベルを見ると楽天の方が安かったりする。侮れませんぞ。

今回の旅の目的、1に水道橋、2にRYANAIRとすれば3番目は Corral de la Moreria。

ポルトからマドリに戻った日が実質最終日。次の日の朝の便で帰国するので空港近くのホテルにチェックイン。19時過ぎにホテルを出てマドリの中心、Sol へ向かう。Xevious ではないぞ。Puerta del Sol。
タクシーに乗って中心部に入ると人出が多い。そして道路工事をそこかしこで行っている。五輪招致と関係あるのかなぁ?と思ってると運ちゃんが「あそこにソンブレロが見えるだろ、あっちに歩けば Puerta del Sol だ。こっから先は車入れないから」と言って下ろされた。知ってるよ、Tio Pepe の看板。


Madrid もストリートビュー使えるのね。
奥にあるのが El Corte Ingres

さーて人混みを掻き分けて El Corte Ingres へ。異国に行くとスーパーマーケットに行くのが好きなのだけど、今回は古い街並みを回っていたこともあって全く行っておらず。ということで、ぐるっと回ってテンション上げて出たら20時ぐらい。マルチビタミン探したけど売ってなかった。スペインではクスリ扱いかしら。日暮れの街を歩いて Corral de la Moreria へ。

何かというとタブラオなんですが。フラメンコはご存じアンダルシアのもの。でも、Sevilla 辺りで名の売れた踊り手は Madrid に行ってしまうらしく。丁度、九州は高校ラグビー盛んだけど良い選手は東京の大学に行ってしまうようなもんだ。5年前に行ったときは、Cordoba, Granada, Sevilla とタブラオを回ったので、今回は首都 Madrid で。
それも VIP 御用達とか政治の接待用とか言われる老舗の名店を選んでみました。

20時半から予約で食事してると21時半頃からショー開始。案外タップリと90分以上やってくれて満足でした。特にオイラの好きな Guajiras やってくれたし。ソレアに始まる本流からすれば傍流の曲かもしれないけど明るくて陽気なのがよろしい。

Sevilla の老舗 Los Gallos と比べると切れがいい。ポーズ決めたときの「どや顔」も。振り付けも凝っている気がした。3人で踊る時は1人ずつターンするといったようなアイマス的(?)演出とか。
ただ、何とも言えない迫力というのはSevillaの方があったかなぁ。特に、Los Gallos で黒い衣装のオバチャンが Siguiriyas を踊ったときの迫力は未だに覚えているのですよ。

まあ、このお店「1,000 Places to See Before You Die」なる本に出てるそうで。1000は大杉やろ、せめて100に絞ってくれよ、と思うけど食事も美味しくて店員も感じの良い店でしたよ。それなりに良いお値段ですが。

お会計したらクーポンくれた。「いつまで有効?」と聞いたら「今年中です」と。「また東京から来られるように頑張るよ」と言って帰ってきたのでした。
誰か年内にマドリ行く人いればあげるよ。16ユーロ分らしいけど。

Flamenco. Restaurante - Tablao Flamenco en Madrid
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