戯言

2009年04月

Schumacher confirmed as second Olympic cyclist positive
Italian Olympic Committee summons Rebellin

去年の北京オリンピックのドーピング再検査が1月から行われ、4末になってやっと終わったと。持久系種目の出場選手の948の検体を対象に再検査したそうな。大変な仕事ですなぁ。去年7月の Tour de France の途中から検査方法が確立された CERA という第三世代EPOと言われる薬物の検出ということで当たりは6人。内訳は自転車2、陸上3、重量挙げ1だそうで。

Schumacher は TdF の途中、驚異的な逃げを連発したあとで検査に引っかかり途中退場。なので今回の北京オリンピックでのドーピング発覚は別に驚くこともなく。所属していた Gerolsteiner もスポンサー絡みで解散となった。そのときの同僚がイタリア人の Rebellin。

Rebellin は今シーズンはフレーシュ優勝、リエージュ3位ということで好調だったのになぁ。まだB検体の検査を申請できるとは言え、37歳、このまま引退だろうか。残念な感じ。
ドーピングが確定すれば4位のコロブネフが銅メダルにあがるのだな。

それにしても今年の春のクラッシック。今期からヨーロッパトップチームの BBox Bouygues Télécom に移籍した新城幸也選手がすごい。アムステルゴールドでは逃げに乗って国際放送映りまくりで完走。リエージュも完走。これまで日本のチームではエース扱いだったので、初めてのアシスト仕事も大変そうだけど頑張ってほしいなぁと思うのですよ。日本人でも知ってる人は少ないだろうけど、ここにも1人世界のトップで活躍してますよ。

前から Google App Engine があるのは知ってましたよ。Googleさんが、無料でWebの実行環境貸してくれると。でも言語は python 限定。
python なぁ。別に特にやりたいこともないしなぁ。まぁちょっといじってみたい気はするけど。

と思っていたら Java も使えるようになったとのこと。

とりあえず、Google Account 持ってるのが前提だけど、java 使うためには普通に app engine の利用手続きに加えて更に sign up が必要とのこと。
目出度くお返事のメールが来たら Google Plugin for Eclipse をEclipseに入れる。するってーと g マークのアイコンで"Web Application Project" っつーのが作れるようになるので、後は煮るなり焼くなり好きなように。一部のクラスの利用は制限されている(The JRE Class White List)らしく、今は亡き(まだあるけど)SUNWの開発者がお怒りとか言う話だけど、とりあえず JSP と Servlet が動きまする。

で、何やるかな-と思って、とりあえずありがちだけど駅データのAPI使って自分のいる場所の半径500m以内の駅リストを出してみることに。
au の GPS 情報取って、APIに緯度経度を投げて帰ってきたXMLを処理して表示というだけなのだけど、久々のJava って面倒。ちょっとしたことやるには異常に面倒。型の cast とか初期化とか五月蠅すぎ。後、もう一個別に作ったアプリではファイルアップロードやってみようかと思ったけど萎えた。tomcat じゃねーのでな。

そうそう、JSP使いたい時は JRE じゃなくて JDK 入れてそっちを使うようにしないと動かない。後、何故かJSPに直接書いた日本語が化けるのよね。localhost でテストするときは大丈夫なのだけど、app engine に上げると化ける。オイラが悪いのかどうか謎。それ以外は至極普通に開発出来ますよ。オフィスで app engine に上げたファイルを自宅で落とすなんてことが出来るのかどうかは謎。

ということでQRコードはau 限定の謎ツール。例外処理とかいい加減なのでしれっと"null"とかいうけど気にしないこと。やる気になれば3キャリア対応出来るけどやる気にならないので多分放置。当然国内限定。

もう半年近く前のことになるのだけど、韓国に行ったときにデジカメの電池が切れまくりまして。単3x2本を使うんですが、ものの1時間ほどで切れてしまい。日本から持って行った8本はすぐになくなりまして。仕方がないので現地の売店で買っても同じ。ヒドイので、神田のオリンパスに持ち込んだのですよ。

結果「異常ありません」と。懇切丁寧に電圧について説明された挙げ句、「古い乾電池をお使いではないですか?」と。ex-電気屋勤務親父の子として、幼少のころより乾電池の構造から電圧云々まで知っておる。わしゃ100円ショップで乾電池買うようなことはしておらんわ(韓国の売店は分からんが)。と、ちょっとイラっとしたけどそこは大人、それに「こちらの利用がおすすめですよ」と専用3Vリチウムバッテリーをくれたので大人しく帰ってきた。モノに弱いの。にはもっと弱いわ。

んで、試しに近所に散歩に行く折に持って行ったところ、家に帰って画像見てびっくり。今度は光軸がぶれてますがな。
小学生の頃に親父に一眼レフを叩き込まれ(今ではほとんど忘れてるが)、ファインダーは脇を締めて覗くもの、と教えられたオイラは近頃のデジタル一眼だとライブビューって言うんですか?あの、液晶画面を見て撮影をするのが苦手でして。ファインダー覗きたいんです。
どうも修理に出したときにファインダーの光軸とレンズの光軸がずれたっぽい。もう一回修理に出そうかとも思ったけど、このSP-350は買ったときから妙に相性が悪く。いろいろ検討して Canon PowerShot G10 を買って去年末の帰省から乗り換えていたのです。ちょっとでかくなっちゃったんだけどね。SP-350購入が2006年4月なので2年半でしたか。物持ちのいいオイラにしては短いな。

で、いつか両方のカメラで撮り比べてみようと思っていたのに、ずるずると4ヶ月。思い立って近所に散歩に行ってみました。

上がG10、下がSP-350。G10の方が広角なんだけど、どうも白の方に飛びやすいのよなぁ。明るいといえばそれまでか。買ったときから思ってたんだけど、並べてみると歴然。色味はSP-350の方が好きだなぁ。まぁ、それ以外のスペックとかはさすがに2年分ほどG10の方が良いのだけど。

撮影場所は散歩ついでに横川省三記念公園というところ。ほとんどの人が知らないだろうし、オイラも知らなかった人の名前なのだけど、公園の奥に壇と碑文がある。

明治三十八年戦役ニ特別任務ヲ帯ヒ北満ノ野ニ壮烈ナル最後ヲ遂ケタル志士横川省三君ハ南部盛岡ノ人ナリ(略)大詔下ルヤ輙(すなわ)チ擢(ぬきん?)テラレテ敵後方輸送路遮断ノ命ヲ拝シ嫩江鐵橋爆破ニ赴キシカ遂ニ敵兵ノ為ニ捕ヘラレ四月二十一日同志沖禎介ト共ニ哈爾濱ニ於テ銃殺セラル(略)後年其功ニヨリ勲五等ヲ授ケラレ特旨ヲ以テ靖国神社ニ合祀セラル

AEのページで色々なオタ記事(?)に紛れて中々読み応えのあるお話(2009年4月21日分)があるので読まれると良いかと。ただのオタクサイトではないのだ。オイラもここで知った。なんだかジパングの前半を思い出すような話である。
ちなみに港区の紹介ページにある「カエルの形をしたかわいい水飲み」つーのがこれ。

か、かわいいかな…?

春のせいか集中力低下中。

家出るのに必ず何か忘れたり、オフィスの鍵開ける前にノブ回してみたり。

で、ついにやっちまった。

ビールは飲みたくないけどさっぱりしたくて、でも甘いのはどうも、という時に昔は缶入りのウィルキンソンを常備していたのだけど敢えなく生産中止。ということで、レモン入りの三ツ矢サイダーに変えていたのだ。そろそろ在庫も無くなるということで検索してたら、異様に安いサイトがあり。500mlだとかさばるけどまぁ安いからいいかと注文したら、レモンじゃないただの三ツ矢サイダーが届きまして。

驚いて注文確認のメールを見直したら、確かに普通の三ツ矢サイダーを注文してました。それも2箱。

教訓:商品画像のない通販は気をつけよう。

ていうかなー、ただの三ツ矢サイダーだと甘いんだよなぁ…どうすっぺ。

ねたミシュラン ★★はたしてどっちが正しい?

以前、一緒に飲んだ人がオーガニック支持な人で。別に布教活動をするような鬱陶しい人ではなかったので楽しく話をしたのだけど(主観を理屈っぽく押しつけてくる人は苦手だ)

で、以前から気になっていたことを聞いてみた。有機栽培とか無農薬の野菜とかを好んで食べるというのは分からなくもない。なんだけど、以前膝掛けを探しに行ったときに「オーガニックコットン」で作られた膝掛けというのが売られていて少し割高だったのだ。
別に口にするものでもないし、膝っつーか大腿部経由で何か影響があるとは思えない。だったら染料とかの方が影響が大きかろうと。

そのことを聞いてみたところ、飽くまでその人の考えなのだけど、オーガニックを支持するというのは体にどうこうとか味がどうこうということではないのだそうな。要は化学肥料とか農薬を利用することで土壌を中心とする環境に対して悪影響を与えることを好ましく思っていないらしく、普通のものより高い金額を出しても有機栽培とか無農薬のものを買うというのは、化学肥料や農薬を利用しないで(自然を汚さずに)頑張っている生産者を応援する、という感覚からくる行動なのだそうな。
なので、その人は別にオーガニックだからといって「美味しい」とは思っていない(期待していない)と。

というか、無農薬と有機栽培は微妙に違うかも。むしろ「無農薬だから美味しい」って方が怪しいもんだな。今のリンゴとかは収穫量と味の改善のために品種改良を繰り返した結果農薬無しではまともに育たないそうな。そう考えると、「無農薬の方が美味しい」と単純に評価するってのは、ペットショップの犬より野犬が可愛いって言うようなもんだな。まぁ美味いとか可愛いは主観だけど。

で、オーガニックの話に戻ると、なるほど、そういう考え方があるのかと理解すると共に、オーガニックコットン膝掛けの謎も雲散霧消したのでした。オイラは正直共感する部分は少ないのだけど。

共感できないというのは、別に反対じゃないんだけど、高いお金を払うっていうのが非効率な気がして。貧乏くさい意味ではなくて、お金って基本的に労働力とか生産の対価なので、それをわざわざ割高に使うって言うのは一周回って環境によろしくないんじゃないかと思うのだよな。資源の有効利用の効率性とかそういうところ。しっかり吟味したわけではないけど。
つーか、考えてみるに同じ「環境保護」といえども「自然環境を守る」ってのと「資源の有効活用」っていうのは別問題だし、しばしば相容れないこともあるんではなかろうか。案外一緒くたにされている気がする。

The British & Irish Lions : British & Irish Lions tour squad announced

ブリテン島の4カ国とアイルランドからのラグビー選抜チームが4年に一度南半球遠征に出る、今年はその年である。オリンピックやサッカーワールドカップと同様4年に一度、選手としてのピークが間に入ってしまったり、怪我をしてしまった選手は残念なことになってしまう。また、当然自国の代表になるよりも難しい。それだけに、ワールドカップに出るよりもLions のメンバーに選ばれることを栄誉と思う選手も少なくないようだ。

で、今年は南アフリカ遠征の年。現地13時半に Squad が発表になった。結構サーバが重かったので、それだけ向こう及び南半球では注目されている発表である。

今シーズン前にはキャプテンは Brian O'Driscoll だと普通に報道されていたのだけど、各国リーグやハイネケンカップ、6 Nations を終えた時点で、今回のキャプテンは P.O.C. こと Paul O'Connell に決まったそうな。活躍ぶりを見れば妥当なところ。

内訳は England 8, Scotland 2, Ireland 14, Wales 13 ということで、グランドスラム達成の Ireland が最多で、昨年優勝のWalesがそれに続くという状況。ここのところ低調な Scotland は寂しい。England はWilco が怪我で入らず。CTB (Centre と書かれているのがさすが British) に NZ 出身の Riki Flutey が入ったのは楽しみ。個人的には CTB は Shanklin と Flutey がよかったと思うのよね、今シーズン。

そういえば、自転車レースの世界でもイギリス人選手を集めたチームを作ろう(Announcing Team Sky      A Professional British Road Cycling Team)という動きがあったりするのだけど、サッカーイギリス代表って見たことない。World Cup では毎回 England が優勝候補の一角に挙げられるのに、オリンピックでは見かけないねぇ。

調べてみると1972年のオリンピック以降、イギリス代表は組織されていないらしい。各国(?)のサッカー協会の確執が凄いようだ。欧州U-21選手権がオリンピック予選を兼ねているらしいのだけど、そこには England など各国(各地域)で代表を送ってしまっているので、イギリス代表はオリンピック予選を勝ち抜くことがないんだそうな。出てないんだから当然よね。
さすがに今度のロンドンオリンピックでは組織しようという動きがあるものの Scotland 協会が反対してるとか。ラグビーは仲良くやってるのになぁ。

世の中には部下を叱るのが趣味のような人がいるんだけど、オイラは人に説教すると自分も凹むので嫌なのだ。嫌なのに先週は2回も説教してしまった。説教自体何ヶ月ぶりかって感じなのに。

1つはオイラの絡んだコンサル案件で、クライアントに押し込まれて弁解もせずに帰ってきた営業に説教。自分がプロとして関わった仕事だけに、勝手にこっちの落ち度にされてそのまま引っ込んできたのはどういうことかと。そもそもの契約も見直してみろと。

で、2つめが酷かった。実質2週間続いたんだけど。プロマネはオイラの一回り近く上。案件はちょっとした検索システム。で、その人の下にプログラマのオイラと、別のデザイナがいる。小規模案件ならよくある進め方で、普通はそのままHTMLが回ってきてデザイナとは顔も合わさず終わるんだけど。

このプロマネが理解不能。

  • メールで3つ質問したら1つしか答えない(携帯メールかよ?)
  • 仕方がないので1つだけ質問したら、全然関係ないメールが帰ってくる(私は今これやってます、みたいなの)
  • 実はクライアントに仕様確認する前にオイラに仕様投げてた(ちょ、おま)
  • 何故か知らんがメールがしょっちゅう行方不明になる(ブラックホール?)
  • 「デザイン確認しました」といって転送されてきたHTMLが当初仕様と全く違う(二重人格?)
  • 自分で「項目はA,B,C,D,Eです」と決めたくせに、最終案見たら3つぐらい勝手に項目増えてる(曰く、「出来ると思ってました」)
  • デザイナに検索ページだけ発注して検索結果ページは発注してなかった(僕たち何作ってるの?)
  • 最後に投げ出して「デザイナと直接話してください」(給料俺様によこせ)

細かいことあげるときりがないのですが。

オイラ、人間的に好きじゃない人とでも仕事だったら割り切ってやりますよ。少々仕事が遅い人とでも我慢してフォローしながらやりますよ。でも、コミュニケーションのレベルで破綻した人とどうやればいいのかと。自分が昨日メールで書いてきたことと全く違うことを次の日送ってくるっていうのはちょっと危ないんじゃないのか?
これまで酷い客とかいたけど、敵が内部にいてここまでヒドイのは社会人になって初めてです。本当にありがとうございました。

色んな事があって2週間、最終的にデザイナと会って話をしたらデザイナも「いや、何か良く分からないんですよねぇ」ということで不思議な指示を受けて仕事してたらしい。
で、納品3日前にまたやらかしたので、さすがに説教しました。それまでは粘り強く頑張ってきたんだけど。
お前さんの頭の中で思ったことが全自動で全員に伝わると思うな。出来るかどうか分からないことを勝手に出来ると判断するな。その他諸々。
ひたすら「ごめんなさい」と繰り返し、「システムのことはよく分からないので」との弁解。いや、IT の事分かれって一言も言ってないやん。つーか、結局お前何が問題か分かってないやろ。
挙げ句に向こうにとってはオイラは怖い人らしい。変な評判立てないで欲しい。

社内的には遅くまで残って頑張ってる人らしいですよ。でもさぁ、結局仕事が出来ないか、チョンボが多いから遅くまで残ってるんでねーの?日本の法律だと残業代払わないと違法だったりするよねぇ。無下に首切るとなんとかユニオンとかと組んで訴えられたりするよねぇ。なんか不思議。
とりあえず彼の人とはもう仕事したくない。万が一引き受ける場合はがっつりプレミアム乗っけさせてもらう。

5年以上連れ添った Mebius だけどここにきて調子が悪く。"C"キーの感度が異常に悪くなり。
「はちみつ」と打ったつもりが「はひみつ」とか。

かつてDisk換装し、メモリも増設し、さらにキーボードを交換するのかと。もうゴースト以外は全部作り物といった感じになりそうだ。遅さを感じるわけではないのだけど、なんだかんだでDiskもいっぱいになってきてるし、近頃のサイトみると画面が狭く感じることも多いしなぁ、そろそろ潮時かと。

久しくNotePC市場など見ていなかったので量販店に偵察に。だいたい10万ぐらいでないかなぁと探してみるとほとんどが15インチモニターもの。でけーよ。13インチだと高くなるらしい。
というわけで探すとちょうどよいのがMacBook。11万ちょっと。もいっこがNECのLavie N だったと思う。が、このLavie、店頭でさわったら左手の部分が半端なく熱くて。実用的とは思えない。設計ミス?オイラが敏感?それとも展示品が壊れてる?

MacOS も惹かれるんだよね。BSD ベースだし。ただ、オイラの使っている会計ソフトはWin版しかなく。bootcamp でやってもいいんだけど、KEi-sanにMacにWin入れる奴は人間の屑だと言われたのでなぁ。そういえば、前に飲み会でマック使いな自営業の方々と話してたら、皆さんいい会計ソフトが無いと言っていた。とはいえ、予算にFitするのがMacだけなら仕方あるまい。

そう思って帰宅してから調べていたら、dynabook の13インチのCPU 2GHz, メモリ3Gが10万ほど。何かもうめんどくせーしこれでいいやとご購入ですよ。結局 Mac使いに戻るのはまだ先になりそう。一応、12年ほど前はMac使いだったのでね。

で、この後格闘することになったのだけど、その件は改めて。

ここんとこ色んな仕事しててもそこかしこで「個人情報うんたら」の話を聞くわけですよ。

個人名と住所・電話番号・メールアドレスのようなものが紐付くと個人を特定できる個人情報になるんだそうで。で、これを持っていて、紛失したり漏洩したりすると会社としては大問題になるんですね。だもんで、最悪紛失しても漏洩しにくくしようということで、PCのHDD暗号化とか、メールをPOPダウンロードからサーバ側に残すWebベースのものに変更したりと色んな事が行われているわけですが。

以前、某アパレルブランドに提案に行ったら「顧客情報は全部捨ててしまいました」と言われてショックを受けたことが。まあ、無くして怒られるものなら最初から持たなければいい、というのはある意味正しい。同じように、名刺の受け取りを拒否する会社があると聞いたことがあるのだけど本当なんだろうか。
確かに名刺は受け取ってしまったら立派な個人情報であり、名刺の管理は各社員が個人的に行っている、と考える会社も有るようだけど、実際に漏洩したら企業が責任を問われる可能性は0ではないだろう。だったら「お前ら名刺もらって帰って来るな!」というのもある意味正しい。

そもそも、仕事の関係であれば本名を曝す必要なんてないんじゃないか、と思ったり。相手が田中さんだろうが山田さんだろうがどうでもよくて、この案件のシステム開発のプロマネとか、某社の広報宣伝部長とか、広告販売の営業担当者とか、そういうラベルだけが重要なわけだ。
実際、お水の世界はそれで成立してるんだし。

そう考えれば、名刺なんて全部源氏名でいいような。
「初めまして、システム担当のアキラです。よろしくお願いします。」とかそんなんでいいんじゃね?電話かけて呼び出すのが少々恥ずかしいが、世の中みんなそうなっちゃえば問題ないだろう。もちろん名刺の角は取って丸くしておくこと。

朝日新聞阪神支局襲撃:週刊新潮誤報 編集長「捏造したわけでない」 「被害者」強調

取材が不十分でしたごめんなさい、ってところで幕引きしようとしてるみたいなんだけど、これって産地偽装以下じゃねーの?と思ったのでした。
オイラが買ったわけではないけど、山手線でこの「手記」について大見出しを打った新潮の広告は何度も見たし、それ目当てで買った人もいるんじゃないの?で、あげくに「うっそよね~ん」っていうのは中国産ウナギを三河産と言ってた以下のような気がするのだけど。そもそもウナギでも何でもありませんでした、みたいな。

食品だと訴えられなくとも取り締まりや罰則があるのだけど、こういうのにはないのよね。言論の自由ってやつなのかしら。まあ、たけしと所ジョージが嘘記事だけで作ったネタ雑誌がバカ売れという話もあるので、一括りに規制できないのか。

それにしても、毎日の英語版トンデモ記事とか、朝日新聞社員が2chに変な書き込み繰り返したとか、既存紙メディアのお粗末なニュースが多すぎるような。ただでさえ苦しいのに自滅の道でしょうか。報道とかジャーナリズムを標榜した末に嘘記事では2chとか個人ブログと変わらないんじゃねーの?と。

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