戯言

2009年03月

サッカー日本代表、人気急落 テレビ観戦度調査

テレビのソフトとしては魅力的でなくなってきたようです。

同財団の調査研究チームは「中田英寿選手の引退などスター不在が影響しているのかもしれない。特に試合を純粋に楽しむ男性に比べ、女性はスター選手を見るのが楽しみという傾向が強い」と分析している。

でも、オイラとしてはこっちの記事の方がしっくり来る。オイラもジーコジャパンぐらいまでは試合を見ていたと思う。
[スポーツの正しい見方] 代表チームよりもJリーグ - goo スポーツ:NumberWeb -

マスコミに煽られてるのもあるだろうし、実際強くなってWorld Cupが夢でも何でもなくなってることもあるんだろうけど、代表のポジションが中途半端よね。強豪国みたいな凄いチームワークや個人技を見せられるわけでもなく、でも負けるわけには行かない、みたいな。
こないだ仕事で行った某メーカは日本代表のスポンサーだかしてるらしく、エレベータホールにディスプレイ置いてゴールシーンの総集編みたいなのを流してたんだけど、まぁシュートがミートしてないこと。日頃バルサTV等を見慣れているせいか貧弱すぎて少し笑みを浮かべてしまいそうな感じ。

以前、元日本代表の森岡がインタビューで言っていたのけど、ドーハの悲劇辺りの日本代表は格好良かった、と。どうも中田以降はクールなのが流行なのかもしれないけど、ラモスやカズ、ゴンといった辺りの代表が持っていた玉砕覚悟の泥臭い格好良さが無くなってる気がする。だからといって、欧州のクールなプレイヤーのような実力があるかといえばそうでもなく。
中田は傑出した能力があったわけで、それなりのスター性があったんだろうけど、彼のいない今、子供達が憧れる選手って誰なんだろうなぁ。Jリーグで一番の選手っていうのがパッとイメージできない。オイラがガキの頃と違って海外の情報もあふれているから、憧れの選手というと C・ロナウドとかカカの名前が挙がるんだろうか。ラグビーやってる子供でも Daniel Carter の名前を挙げたりするというから。

地上波テレビの視聴率の話のもう一つはまともな実況と解説がいないことだと思いますよ。サッカー好きの芸能人とか叫ぶだけの元代表とか使わず本当に分かっている人間がやるべきだと思う。むしろ解説にはスポーツジャーナリストとかが相応しいのではないのかしら。JSports を見習って欲しい。

[追記]
折良く(?) こんな記事発見
W杯アジア最終予選中継 「危機感を煽る民放」と「冷静なNHK」、どっちを選ぶ?

ただし、ここに興味深いデータがある。それは「北京オリンピックの視聴率トップ10」。これを見ると、3位の女子マラソン(日本テレビ)以外はすべてNHKの中継が占めており、NHKの独り勝ち状態。民放各局はタレントを起用するなど派手な演出で盛り上げを図った。が、それは結果に結びつかなかったのである。

先日帰宅したところ信託銀行から封書。

身に覚えがないのだけど、開封したところ書類が。
平成18年に所有していた株式の配当金を受け取っていないですよ、との通知。

てか、配当金226円なんですけど…

それも手続きするには書類の返送が必要らしく、その時点で80円必要。残り146円で書類書いて印鑑押して郵便局に持って行かなきゃなんないわけだ。時給1000円のバイトとして10分弱の仕事と等価。はたしてこれをやる意味があるのかどうか…

3年前もそう考えて処理しなかったんだよな。どうすっかな。放置すると信託銀行の人にも悪い気がするし(それが仕事なんだろうけど)。この郵送コストだって馬鹿になってないんだろうし。と思ってたんだけど、ちょうど郵便局に行く用事があったのでついでに出してきました。

146円に見合う仕事かどうかはやっぱり謎。

Lance Armstrong  が twitter を使っているのを知ってずっと見ているのだけど、中々の更新頻度で面白い。
Lance Armstrong (lancearmstrong) on Twitter
TwitterBerry を使っているので、どうやら BlackBerry 使いのようだ。

近頃、欧米では芸能人やスポーツ選手が Blog だけでなく Twitter を使うことも多いようだ。日本だといるんだろうか?前にキャンペーン絡みだかで IKKO がやってるのを見かけたけど。
かっちりBlog用の文章を書く必要もなく、記者にバイアスかけられることもないからミュージシャンとかスポーツ選手にはいいような。旅多いし。

Twitter って RSS Reader みたいなもんで、1ユーザに1個しかないんだなぁ、なんて改めて思う。1ユーザって書き手じゃなくて読み手ね。Blog だと色んな芸能人が色んな Platform(nifty, livedoor, ameblo...)などを利用できるけど、Twitter は Twitter だけよね。Wassr とかあるけど、Blogと違って複数チェックするのは面倒くさい。ま、似たようなものが出て replace することはあるかもしれないけど。

何かぐだぐだ書いたけど、とりあえず Lance の twit おもろいよと。自転車好きじゃなきゃ意味無いかもしれないけど。レースの敗因とか、骨折して痛いよーとか、監督の家でワイン飲んでるよ、とか。ブリュイネール監督も twitter 使いだったりね。
Bummer とか good ol' とかいう言い回しも初めて知った。

というわけで Lance さん、スペインのレースで落車(集団内で転けた選手に乗り上げて複数こける)事故に巻き込まれて鎖骨骨折。今回初の Contador と同時参加だったので注目されたのだけど、ゼッケン番号は2だったようなので、一応エースは Contador だったみたい。
これまでは無二のエースとして3週間の Tour de France をアシスト達に守られながらゴールまで送られていたため、落車に巻き込まれて骨折なんてことはプロのキャリアでほとんどなかったそうな。本人は"miserable"と凹んでるそうな。
で、ブリュイネール監督は「綺麗な骨折だったら大丈夫だろう」と 5/9 からの Giro d'Italia への参加に関してコメントしていたのだけど、twitter を見る限り、" I guess it wasn't such a "clean" fracture after all." とのこと。
手術中もマネジャーに BlackBerry を渡して更新させていたのだけど、"
Same guy just 12 screws in his collarbone." ということで、どうやら Giro への参加は無理なんじゃないかな。復帰の一番の目標が Giro での優勝だったのだけど。

手術を追えた Lance の最新の twit は

Surgery/anesthesia/jetlag = hurtin' like hell.

お大事に。

[追記]
タイミング良くこんな記事。
When Stars Twitter, a Ghost May Be Lurking
Lance の反応は

I agree w/ Shaq on this one.

別にジュエリー屋ではない。

いつの間にやら終わっていたらしいWBC。先日、女子に「何回韓国とやれば終わるんですか?」と聞かれ、オイラも答えられなかった。敗者復活だなんだで分からなさすぎ。オイラは相変わらずラグビーと自転車の放送を消化するのに忙しくてスルー。ニュースサイト見てもマジでいつ終わるのか分からない。

今思えば決勝の日だったんだろうけど、昼過ぎに階段ですれ違った人に「やばいよ、同点にされたよ」と言われた。「あら、そうなんですか」と気のない返事をしておいたのだけど、3年ぐらい一緒に仕事をしている彼の人、野球ファンだという話を聞いたことがない。福岡出身だったと思うけど、だからといってライオンズファンとかホークスファンとか言う話も聞いたことが無く。リーグ優勝とか日本シリーズで盛り上がってるのも見たことない。突如として出現した野球ファン。
何だか、日韓同時開催のワールドカップを思い出しますなぁ。街中を埋め尽くしたブルーの軍団。でも、その後のJリーグが盛り上がったわけでもなく。

果たしてこれで今年のプロ野球の視聴率は上がるのかどうか。単なるナショナリズムの高揚で終わるのかしらね。
在日韓国人で元大洋の新浦が韓国がマウンドに旗を立てるのを批判し、翻って日本サイドも平常心ではないようだと嘆いていた。普通に勝負をすればよいのに、と。
そう言う点で近頃の、というか前のWBC辺りからのイチローは気持ち悪いと感じてしまう。海を渡ったばかりの頃は純粋に応援できる対象だったけど。ちょうど好きだった Sting が政治とか環境の事を言い始めて自分の中でちょっと変になってきたときと同じ感じ。

普通に音楽やっててくれればよかったのに。
普通に野球やっててくれればよかったのに。

先頃近所に信号できたんすよ。片道2車線、往復4車線の道路なんだけど、うちから向こう岸に渡るには遠回りが必要だったので、結構 jaywalking 多発だったんですよ。
久々に行政GJ!と思ってたんだけど、これが押しボタンなのよね。

普通の押しボタンって通常は黄色点滅でボタンを押すと青、ほどなくして黄色から赤だと思うんだけど、今回のは通常青。で、押しボタン押しても何ら変わりなく、そのうち黄色になって赤になるんだけど、これが1分以上かかるのな。

思うに、押しボタン信号って、ボタンが押されたときはそこに渡りたい歩行者がいるわけで。いきなり赤にしたら問題だろうけど、即座に黄色にしてもいいんじゃね?と思ってみたり。だって車側の信号は on demand ではなく統計情報から信号切り替えしてるわけだから。
即座とまで言わなくても上述の一旦青からすぐ黄色みたいなフローが機能として望ましいと思うのだけど。じゃなきゃ50mぐらい手前に押しボタン作ってクレイ。

結果として、近隣住民は却ってストレスが溜まるような状況になっているようですよ。こないだも待ちかねて(バス停に急いでたっぽい)信号無視してるネーチャンいたし。意味無し法一。

「ミサイル迎撃は不可能」と政府筋

政府筋は23日、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した場合の迎撃について「ピストルの弾をピストルで撃ち落とせるはずがない」と述べ、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)などミサイル防衛(MD)による迎撃は不可能との認識を示した。

軍オタではないのでよーわからんが、その「ピストルの弾をピストルで撃ち落と」そうとする技術を必死になって開発しとるんではないのかと。技術的な裏付けのある発言なのか単なる主観なのか謎なんだけど、

政府がミサイル迎撃の準備を検討している中で、政府筋がMDの実効性を否定したことは波紋を広げる可能性もある。

「政府」と「政府筋」は別らしい。よーわからんが、報道のソースとなるときに匿名性を守る必要があるときは具体的な名前や階級を伏せてこういう書き方をするそうな。ということで、Wikipedia によれば「政府筋 = 内閣官房副長官、内閣総理大臣秘書官」だそうです。って高々9人(副長官3+秘書官6)じゃねーかよ。

しかしこないだもKEiさんと話をしてたんだけど、地震がどうとか不動産が高いとかどうこうよりも、日本に住むリスクの一番大きいのは何するかわからん北の将軍様が隣にいるってことじゃないですかね。近頃じゃ国内の治安の面でもUSばりに隣人にぶっ殺されるなんて事件もザラになってきたし。ま、今度のミサイルはシアトルなどを射程内に収めるという分析もあって西海岸も安全とは言えないかもしれないけど、それでもカリフォルニアはまだ大丈夫っぽいしな。

国境からの距離を考えるとベストはコロラド辺りか。やっぱ住みたくないな…スキーには良さそうだけど。

先週末で幕を閉じた 6 Nations は Ireland のグランドスラム(全勝)達成であった。61年ぶりの快挙とのこと。
最終戦は13点以上の差を付けて勝てば Wales にも優勝のチャンスがあったのだけど、試合は最後まで2点差でもつれ込み、Wales の優勝の目は無くなったものの国別対抗というところの意地を見せた好試合であった。最後の最後、80分回ったところで2点負けていた Wales の PG が short して終了という好試合。
O'Driscoll や O'Connell といった世界屈指のプレイヤーを揃えたチームは非常に強力だったのだけど、何となく今がピークのような気もするなぁ。特に O'Driscoll はディフェンスの良さが光るものの、一時期のオフェンスの凄みが感じられないシーズンだった。次の World Cup まで持つかというと少し不安があるような。

そんな Ireland がゲーム前のセレモニーで流すのが Ireland's Call という歌。6 Nations での Ireland 代表というのは国としての"アイルランド" ではなく、所謂イギリスに所属する北アイルランドと、国家としてのアイルランドを合わせた代表なのである。
アイルランドの不幸な歴史は前にも書いたことがある気がするけど、そんな経緯もあってまさかアイルランド人がイギリス国歌の "God Save the Queen" を歌うわけにも行かず、とはいえアイルランドの国歌は "Soldier's Song" という物騒な名前の曲。これは1916年、当時イギリスに植民されていたアイルランド人がイースターに蜂起し、捕らえられたアイルランド兵士の間で流行したという謂われがあって、北アイルランド人(イギリス国民)としては堂々と歌いにくい。
そんな背景から95年の World Cup からラグビーチームが歌うように作られたのが Ireland's Call という曲。行進曲のような勢いのある曲であり、中々良い曲である。特に Croke Park で観衆の大合唱のシーンは感動的ですらある。とはいえ、改築中の正本拠地 Landsdowne Road が来年オープンということなので、今年が最後だったのかな。

2007年Croke Park初のEngland戦前には
Soldier's Song と一緒に演奏された

元々「いいときもあれば悪いときもある」ライフスタイルなので、世間の景気とは関係なかったのだけど、ここのところジワジワ来てる。別に仕事がどうとかではないのだけど。

友達がいないので携帯はほとんど鳴らないわけですよ。仕事用は良く鳴るよ。つーか、個人用はほとんど教えないんだよな。

久々に木曜に個人用が鳴って、何かと思えば証券会社の担当。前にも進められた外債を買わんかと。募集〆切りが明日なんだけど、予約で埋まってしまう可能性もあるので云々。「今、外にいるのでまた検討しておきます」と適当に切る。実際、仕事先から戻る途中だったから。
金曜はそこそこ忙しく。何度か電話が鳴っていたようだけど、丁度打ち合わせに入ってたりでこちらからかけ直すこともないだろうと。そしたら月曜日、またかかってきましたよ。どうやら〆切りまでに売り切れなかったみたいね。
去年の夏頃だかに同じ商品を勧めてきたときは本当に売り切れたっぽいんだけどな。やっぱ冷え込んでるのかな。

昨日は夕方トイレにいって戻ってきたら携帯がチカチカ。これまた知らない電話番号なのだけど留守電を聞くと、いつも行く紳士服ブランド。いつも行くって言っても、シーズンに数万程度買うか買わないかだし、まあ行く店は2つぐらいしかないからそれなりの比重でお金を落とすけど、どう考えても上得意じゃねぇだろうと。「週末からセールがありますので、ぜひお越しください」とのこと。

おまいら、必死だな

不景気と言えば今年のラグビーのPNC(Pacific Nations Cup)はオーストラリア協会が不参加と。AUDの下げを見れば分かるけど、まあ大変みたいですよ。元々AUS として PNCの重みはそれほどないので、今回不参加なのだけど、それ以外にも試合会場がほとんど Fiji に集中。これまでは参加国にそれぞれ遠征したりしてたので、秩父宮でNZ Maori を見たり出来たんだけど、各国協会とも遠征費用を節約ということで、Fiji での集中開催になったようです。
折角世界レベルのラグビーを見られるチャンスが無くなってしまうのは何だか寂しいなぁ。

Skil-Shimano receives Tour de France invitation
ツール・ド・フランス2009 出場決定!

日本自転車ロードレース界、いや日本のプロスポーツ界としても歴史的な瞬間がやってきました!    (株)シマノが第2スポンサーとして出資し、別府史之選手と土井雪広選手、そしてスポーツディレクターとして今西尚志が在籍するオランダ第2のプロチームスキル・シマノが、世界最高峰の自転車ロードレース、ツール・ド・フランス2009への出場を正式に勝ち取りました!

Skil-Shimano は元々シマノレーシングという日本のチーム。Shimanoは釣り用具や自転車用具で有名で、特に自転車用具では世界最大のパーツメーカーではあるが、もとは大阪の町工場(鉄工所)。ある意味日本の技術力の象徴のような会社といってもいいかも。
で、Skil-Shimano は Skil という工具メーカと組んでのスポンサーで(自転車チームは大抵2つのメインスポンサーがつくことが多い)オランダに本拠地を置くプロコンチネンタルチーム。所謂トップカテゴリから一つ下のチームなので Tour de France を含む大きなレースには招待して貰わないと参加できないのである。まぁ、近頃はUCI(世界自転車連盟)とASO(Amaury Sport Organisation:Tour de France の主催者; 実はダカールラリーとかも主催してたり)のゴタゴタとかドーピング疑惑等々でトップカテゴリのチームでも Tour から排除されたりするのだけど。

んで、今年は頭から活躍し、特に先週の Paris-Nice でステージ2位とかイベールが総合8位といった目覚ましい活躍があったのが評価されたと。2人の所属日本人選手が出られるかどうかは監督の意向次第だけれども、出られたとしたら1996年以来ということになる。ちなみに96年に出たのは今では JSports の解説やってる今中さん。完走したら日本人初になる(今中さんは途中ステージでタイムオーバー)。
そういえばトップカテゴリ(プロツール)のブイグテレコムには今年から新城選手も所属しているのだけどどうかしら。まぁ、フランスのチームに所属しながらフランス人以外で Tour de France に出るにはかなりの実力が必要だろうけど。

そういえば柴又に行ったとき江戸川河川敷でラグビーやってたのでボーッと見てた。1時間ぐらい見てた。
芝と雑草が混ざってはげたような、土曜の雨で大きな水たまりが出来たグラウンドに、ねじ曲がったポストを立ててやっていた。そんなところに何故か秩父宮で勇躍していた選手と一緒に福岡にいるはずの愚弟がいたのは気のせいだと思う。

愚弟がラグビーを始めたのは中学の時。それから高校、大学、社会人クラブと続けているのだけど実は1度も試合を見たことが無く。奴が高校で一本目の頃にはオイラは東京。奴が大学で頑張ってる頃は学生ベンチャーやってたりで忙しく。
以前飲んだときに転勤と相まってそろそろ引退になりそうだと言っていたので、良いタイミングで見ることが出来た。登場は後半だけだったけど。

試合後に二言三言交わして「今日(福岡に)帰るんか?」と聞くと「帰るよ」とのこと。オイラも余り人のことは言えないが何とも贅沢な道楽ではある。

「じゃあな」とグラサンして振り向いたところで、奴のチームメイトが数名歩いてくるのにすれ違った。

「こんにちわ」

と明るく挨拶してきたので意表をつかれたのだけど、こちらも精一杯明るく「こんにちわ」と返しておいた。大学のサークルOBを元にクラブチーム創始した長老である愚弟と親しく言葉を交わしていたオイラのことをOBか何かと勘違いしたのかもしれない。まぁでも良い仲間とやっているようだ。オイラも友人には恵まれている方だと思うけど、柔道をかじっていただけで団体スポーツをやっていなかったので少し羨ましい気もした。

以前、清宮監督の著書だったかで、珍しく良いことを言うなあと思ったのがあった。いや、試合となると相手チームのことを悪く言うだけでセオリーとか通常のラグビー論はいいこという人なんだけど。

小さな子供はボールを持つと離したがらない。最初はそれでいい。つかまって、動けなくなって、どうしようもなくなったとき、そばに仲間がいてくれることの意味が分かる

仕事で凄い人と一緒になったことはあるけど、どうしようもなくなったときに助けてもらった記憶はまだないなぁ。目を覚ませてくれた一言をくれた人はいるけど。

思うに色々なスポーツの中でもラグビーは support play というのが大切なのだと思う。いいところにいるとか、いいところにパスするだけじゃなくて、チームのために自分を犠牲にする play が重要だし評価される。それで助けられる選手がいるし、それがトライに結びつくこともある。
野球のように攻守が別れていたり、ネットでコートを分ける球技と違って直接タックルで捕まえ、捕まえられる競技。怪我さえしなければ教育として良いスポーツかなと思った。

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