戯言

2007年11月

Thorne off to Japan after final Crusade

Crusaders legend Reuben Thorne is saying sayonara to Canterbury rugby after next year's Super 14 series.
The former All Blacks captain who took over Todd Blackadder's mantle as the heart and soul of the Crusaders has accepted a two-year contract with Japan's Yamaha club based in Iwata.

2007-2008 Season の Super14 終了後にヤマハに合流ということのようなのだけど、ヤマハは本気だ。3列に Maka と Thorne というのはえぐい
もし今季の Super14 に全試合出場して Crusaders が Final まで進めば、Gregan の持つ Super14 の 136 caps を更新することになるという、本物の All Blacks の Legend である。代表Cap 50 そのうち Captain として23試合。

来季の Top League は熱そうだ。

ガキの頃、平安神宮に行くと「左近の桜、右近の橘」っつーのが植わってて、なんか小学校で左右を覚えさせられた記憶がある。無駄な学習だな。

で、昨日、嵐山に行ったという親父から報告。大覚寺には左近に梅が植わっていたと。


写真は親父の許可無く転載しております

大覚寺といえば、京都で今一番行きたい。空海と仲良しだったという時の文化人、嵯峨天皇が離宮としたものを寺に改めた場所であり、その後も実際に歴代の天皇(上皇)による院政が行われたこともあるため、嵯峨御所とも言われるそうな。

で、調べると元々は左近には梅だったそうな。これは中国の影響らしいが、紫禁城にもあるのかどうかは不明。皇帝から見て左右に樹があって、そこに左府・右府の役人が並んだそうだが、中国では両方梅だったという話も。まぁ梅も橘も中国渡来ですからな。
で、日本では梅と橘になったわけですが、御所の左近の梅が枯れたとかで、それから桜になったらしい。830年代~840年代ごろのことと。大覚寺が寺になったのは876年なのだけど、嵯峨天皇の離宮が建てられたのは810年以降のどこかということで、当時は皇居にも左近の梅が植わっていた可能性が高い。ということで、嵯峨離宮にも左近の梅だったんだろう。

いいなぁ、嵐山。ガキの頃には何の興味もなかったんだが。

師走も近いのだがそれではなく。

朝、ファッション通信の録画を見てから出社すると妙に歩くのが速くなってしまう感がある。
何故彼女たちは不機嫌そうで早送りのように速足なのか。ストライドを大きく、速く動かして足を長く見せるためのようだが、不機嫌そうな顔は説明がない。

で、いつもはCMをスキップするオイラだが、しないわけだ。

HD制作の白TSUBAKI はAV機器のクオリティチェック用みたいな画像なわけですが、

何故か MAQuillAGE は縦横比だけのなんちゃってHD仕様。HD制作がスタンダードなBSデジタルでは非常にしょぼく見える。

MAQuillAGE もブランド立ち上げ時はマーケティング予算40億ということで話題になったんだけど、TSUBAKIは広告予算だけで50億と言われてたしなぁ。(マーケティング予算と広告予算の扱いの差異は報道によって異なりそうなのでよくわからん、というか多分同じ)
TSUBAKIはコスメブランドでもなんでもなくてヘアケアの商品シリーズなんだけど確か初月の売上が40億を超えたとかだったので、費用対効果では大成功なんだろう。

何故オイラの周りのクライアントは広告予算を削ろうとする客ばかりなのかと。

近頃おもふコト。

お互いの日本語/英語スキルのために、日常会話での意思疎通が困難な異人さんとでも、システムのロジックについてはコードを数行示せば分かり合える。
飲み屋に行けばじっくり話せそうな、所謂XX企画部とかいう事務方のオネーサンにロジックを説明して理解してもらうのは日本語を尽くしてもかなり難しい。

俺様はどっちと話すのが楽なんだろうか?

ロジックはどうでもいいから結果だけ欲しい人々と、ロジック命でロジックを途中で変えられると今までの苦労が水の泡になる人々は、そもそも相容れないのかもしれない。
業務が効率化できないで困っている中小企業が沢山あるのに、システムを頼もうにも「どこにどうやって頼めばいいのか分からない」「金額が妥当なのかどうかわからない」「なんかシステムの人って怖い」という声を聞くのは、そもそも異なる人種というか言葉が通じないバーバリアンに見えるからなんだろうか。

オイラがこのまま大空翼よろしく「サーバは友達さ!」とか言いながら日常生活の I/F もそちら方面に振っていくと、所謂ヲタクになるのかしら。それもアニメとか美少女ゲーとかに傾倒すれば、次の行動が予測不可能な3次元オネーサンとは通信できない立派なアキバ系の出来上がりという感じかな。

近頃、ちょいと金融関係の案件に携わってまして。

投資信託とかファンドとかの「基準価格」っていうのがあって、ずっとそう思って打ち合わせをしていたら先方からの資料に「基準価額」って書いてあることに気がついた。

オイラは「きじゅんかかく」って言ってたんだけど、先方は「きじゅんかがく」と聞いてくれてたんだな。

で、価格と価額で何が違うねん?と思ったのだけど、辞書とかだと違いがよくわからない。
色々調べたり聞いたりしたのだけど

  • 価格:お値段のこと。売り手が買い手に対して示す値段。
  • 価額:ものの価値を通貨に換算したらどの程度の価値があるかということ。

ということらしい。なので、価格が1万円のTシャツがあったとしても、在庫として帳簿につけるときは2000円の価額でつけることになったり、8000万の価格で売り出してる中古マンションだとしても、税制上の価額は5000万だったりするようだ。

ファンドや投資信託の場合は売値ではなくて、「現在これだけの価値がありますよ」ということなので「基準価額」なのだな。英語ではどちらも price (意味によっては value とか)のようだ。

先日、刺身の下にミョウガの刻んだのが敷いてありまして。「ミョウガって物忘れが激しくなるんだよね」「何かそんな感じするよね」といった話をしていた。「そんな感じ」というのはどうも揮発成分ぽいすーっとした感じらしいのだが。

で、実際調べてみたらシロでした。てか、むしろ刺激によって集中力や記憶力が増すという話も。

何故そんな話になったのかと思ったら Wikipedia に詳細が。

釈迦の弟子である周利槃特が、自分の名前を忘れてしまうため、釈迦が首に名札をかけさせた。しかし名札をかけたことさえも忘れてしまい、とうとう死ぬまで名前を覚えることができなかった。その後、死んだ周梨槃特の墓にいくと、見慣れない草が生えていた。そこで「彼は自分の名前を荷って苦労してきた」ということで、「名」を「荷う」ことから、この草に茗荷と名付けた。

なんでも釈迦の弟子中で一番出来なかった人だそうですよ。ちなみにオイラは未だに自分の家の郵便番号が分からなくなることがあるけど。上京して1年ぐらいは手帳に郵便番号と電話番号書いて持ち歩いてた。

同じ読みでも「冥加」は仏様から知らないうちに受ける恩恵のことだと。

同期BがUSから帰ってきてるというので飲みに。と、どうやら古巣の SPAM Filter は国内フリーメール系も弾くようになっていたらしく、古巣を飛び出した面子メインになった。まぁ、確かに上場企業が仕事で使うアドレスにフリーメールはいらんかな。オイラみたいな仕事だとフリーランスのデザイナさんとかがたまに使ってきたりするんだけど。で、1軒目を出て2軒目どうすっか、というところで、オイラ達の採用担当マネジャーだったAさんのお店に行こうかと。

何故か退職してワインバーを作って、昼は人事関連の会社をやってるという、元気な方なのだが、近頃は専ら昼の仕事に従事していてお店には出ていないと聞いていた。B が「いや絶対今日はいる」と言い張るので行ってみると満員。あらま、ということで「オーナーによろしくお伝え下さい」と帰ろうとすると「あ、今日オーナー来てますので」といってボーイが奥へ。
しばらくしたら出てきましたよ。出てくるなりいきなり抱きつかれて「あんた生きてたの?」と来たものである。芝居なのか本気なのか分からないのだけど、オイラ達が訪ねていったのを非常に喜んでくれて、同期Tを捕まえて「忘年会しようよ。あんた幹事やりなさい」と相変わらずの調子。

何時会ってもバイタリティの塊のような人で、なんか本当にパワーをもらった気がする。お店も順調なようだし。昨日書いたような下らん"起業家"がゴロゴロする中、男でもこれだけのパワーをくれる人はいないんだけどな。ま、毎日顔を突き合わせてたらしんどいかもしれんが(ぉ

「男の顔は履歴書、女の顔は領収書」という言葉があって、経済的に恵まれた女性の顔は歳をとっても綺麗だという解釈もあるようだが、オイラはなんだかんだ言って、顔/体のメンテナンスにちゃんと(?)お金を掛けた人がそれなりに綺麗なんだと思ってたりする。Aさんも少し小さくなったような気がしたけれども、顔はオイラ達が採用されたときと同じか、少し若返ったようにすら見えた。仕事での刺激、内面からのパワーもあるだろうけど、結構ちゃんとメンテナンスしてるんだろうなぁ。

エレベータホールでの立ち話を切り上げて、近所のバーで1杯、23時を過ぎて解散、赤坂から歩きで帰りながら、10年前のオイラには無かった視点がいつの間にやら備わったもんだなぁと。良いか悪いかはわからん。

周期的に身の回りで「転職」「起業」なんてのがワラワラっと起こったりする。どうもまたその時期に来たようだ。一方で、2年前の冬に起業の相談を受けて「是非役員に」なんて言われたけど、気乗りせずにお断りした会社が瀕死で喘いでたり。何か、某利権を持ってる会社とつるんで、「これまで俺に頭下げさせてきた奴らを見返したい」みたいなのが動機に見えたのでな。

オイラの反省も踏まえてなのだけど、転職と起業を同じラインで比較して起業する人って結構いるのだよな。違うものだということは重々分かっていながら「起業準備してみるか。人とか金が集まらなかったら古巣の社長さんがいつでもおいでって言ってくれてたから転職でいいし」みたいなの。だったら迷わず転職するべき。

やりたい事が無いのに起業するのは非常に迷惑な話。株主や社員や取引先や銀行やらに大迷惑。大体2年から長くて5年ぐらい経ったところで「ごめんなさい」みたいなことになるのが多い。もしくは先に愛想着かされて社員がゴロゴロ入れ替わり、取引先もとっかえひっかえ、そのうち事業ドメインまで変えて延命治療に入るケース。

そもそもやりたい事が無いのに起業するってのは「起業/独立しました」「僕社長です」ってラベルが欲しい以外の何でも無いわけですよ。もしくは「起業すれば金持ちになれるんじゃね?」みたいなの。オイラはそういうのに付き合わされて大変だった。「社長=エライ」なんて錯覚してる人間が起業するほど迷惑なことは無い。(ちなみにオイラは創業メンバーに入ったことはあるけど、自ら旗振って会社を作ったことは無い。そういういみで起業したかどうかは微妙)

「こんなのあればいいのに、ねーよなー」とか「こうやればもっと効率的なのに何で誰もやらないんだろ?」とかいうところから起業した人が、身の回り見ても成功していると思う。成功って別にヒルズ族になるとかじゃなくて、安定した収益を出しながら次の成長のために資本投下するというループがちゃんと描けているってことね。もちろん全員が成功するわけじゃないのは長州力の引退コメントと同じ。

「努力をしても報われない奴はいる。 ただ成功した奴は、必ず努力をしている」

日曜は諸事情により暇だったので、というか暇といっても(当社比)なのだけど、仕事の合間の気分転換に、と泉岳寺までお散歩。
別にマラソンに興味は無いのだが、野次馬に混じって第一京浜の沿道でワンセグ受信開始。なるほどこういう時に便利なのだな。

程なくして交通整理の車が2台ほど通過したと思ったらヘリ登場。原理は分かっていても不思議なホバリング。

一昨年高橋尚子の写真を撮ったときは見事に見切れて体の後ろ半分だけが写るという失態を演じたので、今回は比較的見通しがききそうなポイントを抑えて待っていたら、オバちゃん2人組に見事に割り込まれた。よく「大阪のオバちゃんが…」みたいなことを言うけど、あの生物に関しては東西は無いと思う

で、今回はばっちり撮りましたよ。

 

 

 

 

 

W53T での撮影は今回が2回目だったのだけど、この機種、ボタン押してから撮影までが異様に長いのよね。もちろん AF かけてたりするんだけど、これまでテスト用とかでいくつも携帯扱ってきたけど、こんなに遅い機種は無い。野口と渋井と異人さんが3人センターに入ったところを狙って押したんだけど、見事に空っぽ。てか、人間のクセに時速20kmで走るなよな。

長谷川理恵を待つ気にもならないので、途中しずちゃんみたいな婦警がいたのが気になりつつも泉岳寺にお参り。門前の桜が紅葉していて綺麗なので帰りに写真を撮って帰ろうと思っていたのだけど、帰りに通ったら見事に下に自動車停車中。動くのを待つのもなんなので、そのまま歩いて帰った。どうも写真についていない日だったようだ。

コンビニ寄って家に帰ったら野口が四ツ谷の交差点を曲がってた。どんだけ速いねん。

「白い恋人」石屋製菓が販売を再開

何か、札幌出張前に販売再開のニュースを聞いた気がしてたのだけど、あれは販売再開を決定した、というニュースだったのだな。新千歳空港で探したのだが全く無く、店頭一列目はほぼ六花亭で埋められていた。六花亭にしてみれば特需か。「道産小麦は質が劣るから使わない」発言で凹んだ売上は復活したのかな?

それにしても後から出てきた船場吉兆とか比内鶏とかのニュースを見ると、材料を嘘ついてるならともかく賞味期限ぐらいいいじゃん、と妙に寛大になってしまうのが不思議。俺様も大人になったもんだな(違

まぁ、搭乗まで時間もなかったのでそんなに見る時間もなかったのだけど、会社に土産とかで定番がないのは非常に困るね。時間の無いときは特に困る。そういう意味で復帰は歓迎。別にオイラが食うわけじゃないし(ぉぃ

このページのトップヘ