戯言

山梨の友人に誘われたので国立競技場へ。

前日の最高気温が20度ほどで、この日は10度ぐらいというので服装に迷ってジムに行くのに使っているベンチコートで行った。とりあえず正解。

メインスタンドはガラガラ、韓国サポも50人いるのかどうかぐらいに見えてがらんとした印象だったけどバックスタンドはまぁまぁ入っていたのかな。18000人ぐらいの発表だったような。
つーか、K.O.が平日18時ってどういうことよ。試合開始してから遅れてくる人がボロボロといて、まぁ仕事終わってからだと前半見られないとか普通にありそうだよなぁ。
この日は打ち合わせとかで昼飯が15時前ぐらいになってしまって、微妙な腹具合だったのでとりあえずカレーパンでも買って行くかとコンビニに入ったら無かったので、イマイチだけどパンケーキを買っていって食った。
19時だったら山梨組と合流して飯食ってから、とか出来たんだけど。

そして久しぶりに見るヴァンくんは半裸で変態ぽくなってた。どうもパンツとかふんどしとかそっちのネタに走っているんだとか。

試合は蔚山がホームで3-0で勝って乗り込んできたので、彼ら的には3点取られなければ良い、という試合。なのに早々に甲府は1点献上してしまって、5点とらなきゃ勝てなくなってしまう。
その後は怒涛の決定力不足を呈して、結局 1-2で負けてしまった。普通に5点ぐらい入りそうだったんだけどな。まぁ、それぐらいシュートはあったので面白く見てました。

車で来た山梨組とは別れて帰宅しようと思ったんだけど、途中でふと行きつけに電話。空いてるとのことなので玉川の燗酒を。「連休も寒いし雨予報だし、全然予約入んないっすよー」とのこと。
前にもお会いした常連のおねーさんのお話をしこたま聞き(よく喋る人だ)、その後は地元の顔役っぽいオッチャンから色々おもしろい話を聞いて終了。まぁトータル良い日でした。

突然のリーグワン期間の中断で4チームだけが南半球のチームと試合をするという Cross-Border Rugby なるイベント。

船橋vsチーフスのチケットが手に入ったので行ってきました。

集客はまぁまぁでしょうか。ゴール裏に結構入っていたイメージがあってバクスタは半分以下という感じ。1430KOだったので眩しくないメインを選びましたが、上の方にはサム=ケインとかレタリックとか来てて暇そうでした。各国代表でもないし、リーグワン休みだし、って感じで神戸から東京に遊びに来たんでしょうかね。

試合はタイトで面白かったですよ。クボタの根塚が体幹強くなったなぁと思ってみてたら途中で早々に下げちゃって残念。チーフスも代表クラスはNZ協会の規定で出せない(どうも来日後に決まったっぽいけど)とのことだったけど、11番が大きなストライドで野性味溢れてて良かったですね。
後半からはまだ大学生の江良が登場。なるほど小さいがムニムニしている。彼が入ってスクラムが弱くなることもなかったし、ラインアウトスローもミスはあったものの及第点に見えた。サイズがなぁ、という感じだけど、この試合の裏で行われていた日本代表合宿にいつか呼ばれるようになるのだろうか。

試合自体はタイトで面白かったけど、タイトルを大きく掲げた割には、相手はプレシーズンマッチで代表クラスを温存という感じだし、船橋も若手中心で大会自体は中途半端な感じでしたね。サンウルブズ無き今、若手や代表経験のない選手には貴重な大会なんでしょうが。

昨夏、新潟に行ってから、なんとなくJRA全場行ってみたい気がしている。新潟に行ったOとも春天で京都行くか、という話をしていたんだけど、少なくとも今年は思いっきり大型連休とぶつかりそうである。

そんな中、一人で神戸に帰る用事が出来たので、寒そうだけど行ってみようかなと。

梅田のビジネスホテルから北新地を抜けて淀屋橋へ。あんまり来たことがないところだけれど、東京の日本橋によく似た雰囲気である。川と高速道路、緑青の吹いた洋館など。
淀屋橋から京阪に揺られること40分ぐらいか、淀に着きました。

石清水八幡宮は親父と行ったなぁ、と思ったら20年前のことだった。光陰矢の如し。

駅の改札から府中と同様広めの通路が繋がっている。府中よりちょっと遠いかな?ぐらい。下にはバス停が見える。

入ってしばらく東側へ行くとパドック。すんごいキレイ。さすが建て替えたばかりである。
ちょうど昼前だったので、何か食べたかったんだけど、レストラン的なところが見つけられず、美味そうな唐揚げを売ってたのでサイズ S の袋を買って指定席へ。

一人なのでプライベートシートというのを予約していた。外は寒いし。中々座り心地の良い椅子、コンセント2つ、上にはオッズ等のモニタがあって快適。飲食も出来る。なんか塾とか予備校の自習スペースのような感じ。

席から馬場は見えないので、レースの時は少し歩いて共同のテラスのようなところ(外)で見る。

しかしこの日は結構堅く、川田が3連勝したりで全く上手く行かない。堅いのかなと武の1番人気を軸にしたら吹っ飛んだり。POG馬が2頭東京で走ったけど両方6着だったり。おいおい、今シーズンの芝の新馬戦は今日で終わりやぞ。

最後にメインのきさらぎ賞は馬場横に降りて見てました。そんなに混んでもなくて、風も弱く、柔らかい日差しの中で子どもたちが走り回ったりしてて良い雰囲気でしたが、ここでも俺様のファーベントは6着に吹っ飛んで終了。淀なんて行くんじゃなかった。

急ぎ足で淀から丹波橋、京都駅と乗り換えて帰りました。これだったら伏見で酒蔵廻りでもしておけばよかった。

神戸に帰る用事があったので、日本酒のイベントが無いかと探したら西宮で蔵開きイベントがあった。
灘というと神戸のイメージだが、神戸市灘区から東に今津までが灘五郷と言われる酒の産地である。

神戸空港に降り立ち、三宮から西宮までJR。昼前だったので適当に良さげな洋食屋さんに入る。
カニクリームコロッケが好きだ。
ということでカニクリームコロッケのランチを頼んだら、ほぼカニ感が無かった。けどキノコとか入っててクリームコロッケとしては美味しかったんだよな。判定が難しい。ライスは少なめで、と頼んだんだけど結構あって、標準がどのくらいか分からないのでこれまた判定が難しい。ただちょっと芯があったな。トータル70点ぐらいか。お安かったし。

バスで行こうかと思ったけど日差しもあるので腹ごなしに歩く。日本盛の横を抜けて歩いていくと、なんか既視感あるな、という蔵の前に人だかり。


調べたら9年前の同じイベントに来ていたようだ。
西宮郷 : 戯言
当時は結構並んだ記憶があるんだけど、この日は10人も並んでいなかったか。試飲はいくつかメニューがあって9年前は2種類と書いてあるので充実したようだ。

5種類1000円を頼んだら思いの外多かった。

並々注いでくれるの。全部で1合以上、下手したら2合弱あるよなぁ。水は買っていったんだけど、ツマミは買わなかったし、一人だし、まぁまぁ辛かった。とはいえ、陽が暖かく、蔵の前でちょっとずつ飲んで楽しみました。酒粕好きの知人に土産を買おうかとおもったけど1kg単位の販売だったので断念。

隣の徳若さんも便乗蔵開きで試飲もやってたんだけど、前に来たことあるし、帰り道の日本盛にも寄ろうかと思ったけどさっきの試飲に原酒も入ってて血中アルコール度数高めな気がするし、ということでスルー。
用事までは時間があるし、ということで今津まで歩いて阪神で梅田へ。翌日買う予定の土産物など求めてから神戸に戻りました。
阪神で難波に行けたり、魚崎に特急が止まったり、色々と未だに慣れない。

神戸ではちょっとした同窓会的なイベントが。関西の同窓会は20年ぐらい参加してなかったので色々と質問攻めにあったり、懐かしい話に花が咲いたり。最終的に2次会で駅前のどうでもいい居酒屋でサッカー日本代表が負けるのを見ながら飲んで、店を出たのが23時ごろ。梅田のホテルに0時前に滑り込んで寝ました。充実の1日。

RWCでEnglandに行ったときなので、8年前になるのか。南アにジャパンがジャイキリした日にイズリントンにいる知り合いを訪ねていった。
一緒にスーパーだか行く途中だったと思うのだけど、その知人の携帯が鳴って何やら話をしていたんだけど、インターホンからの呼び出しだという。

彼の家は当時真新しいマンション(フラット)で、留守中に来客があってエントランスから呼び出しがあると、電話に転送されて話をすることが出来るそうだ。加えてエントランスの解錠も出来ると。荷物の配達だった場合はエントランスの解錠をするとエントランスを入ったところに置いて行ってくれるそうな。へー、便利、いーなーと思っていた。

拙宅はインターホンがリビングにあって、リモートワークになってからは別の部屋で仕事をしているので、真夏や真冬などドアを締め切って冷暖房をつけていると音が聞こえにくいし、鳴ったら鳴ったでバタバタとインターホンのところに行かなければならない。更にはロケーションに関係なく、トイレ中に荷物が来たりすると申し訳ないけど無視する形になってしまったり。

これがマンションの修繕の一環で新しいものに交換されると。そして、エントランスの機器だけでなく、各宅内の端末側も交換と。なんか面倒だなと思ってたら、Wi-Fi 対応になって、スマホとかタブレットで応対できるようになった。すごい。トイレでもタブレット持って入ればいざというときに対応ができる。
上位機種だと外出先でも受けられたのかな、なんかそういうのもあるみたいなんだけど、まぁとりあえず満足です。VPNつなぎっぱにすれば外からでも応対できるのかな。まぁいいや。

1月6日。新年早々の秩父宮。天気予報は最高気温14度とかだったけど、直射日光の当たるバックスタンドは半袖でちょうどいいぐらいの陽気で、目玉が焼けそうに日差しが強かった。

社会人リーグ時代から見続けて来たけれど、リーグワン途中のコロナ禍を挟んで気づいたらゴール裏のみが自由席、バックスタンドも全て指定席で真ん中あたりは4000円ほどする。それも1試合だけ。
2000円ほどで1時間前に来て席を取り、2試合見られた頃が懐かしい気がするけど、それだけラグビーが人を呼べるようになったというのであれば良いことだと思う。昔は野球やサッカーが高すぎる気もしてたから。野球は毎日できるのにチケット高いなぁ、とは今も思う。

試合は前後半通じて神戸が支配していたと思うのだけど、神戸のトライ2つが取り消し、つまらないミスでサントリーにトライ2つを献上、ガットランドのキックが不調で3本失敗、という実に残念な負け方でした。楽平がタッチキックをギリギリ残したところをコルビにさらわれてトライを取られたの、紙一重でファインプレーではあるけど前節も同じミスでトライを取られていたので、もう少し慎重でもよかった気がする。レフェリングも一部怪しいところがあったけど、それにしてもこの内容ではな、というところ。

去年と比べると格段にパスが繋がりやすく、ラインブレイクも容易になってきているので、チームとしては良くなっているのだろうけど、最後のところのハンドリング、ラインアウトなど、まだ足りない。同じ顔合わせの決勝を楽勝で制して優勝したあの試合、有田がキックチャージしたあの試合、D.C.がいた頃の完成度の高さを改めて感じたのでした。

見どころはこの日山中に代わって入ったと思われる逆輸入プレイヤーの濱野が良いランをいくつか見せたところ(走りすぎて孤立したのはアレだけど)と、今年の松永は力強いなぁ、と思わせてくれたところか。後は生サヴェアや生コルビを間近で見られたのは本当に良かった。プレイのクオリティが高い。

試合後は友人達と合流して新橋で新年会。楽しく帰りました。

旅というほどのことではないが、去年はコロナだなんだで行かなかった「初詣」。今年はどうしようかと思ったけど、ここ数年ネタ切れなので、2010年に行った總持寺に再訪。
先日の東海道歩きの終点鶴見に向かう。家から1時間程度だが、よくここまで日本橋から歩いたな、と多摩川を渡る京急の中で思った。

31日は雨予報、ということで30日に行ったのだけど、境内ではお守り等の販売所の設置などすっかり初詣モード。だが、出店の準備はまだしてなかった。總持寺って出店出ないのかな?それとも30日だからかな?

前回来たこともあって、相変わらずデカいな、とは思ったけどさほど写真は撮らず。前回と違ったのはアントニオ猪木のお墓があったことだった。

もう晩年になって、某所の酒屋の角打ちに居るのにバッタリ居合わせて二度見したのを思い出す。その当時で既に顔は皺だらけだったけどな。いろんな事件を起こして色々と言われた人だけど歴史に名を残す人物であったことは間違いない。

帰りも鶴見に、と思ったらGoogleさんが花月総持寺駅から帰れ、というのでそっちから。はて、そんな駅あったかなと思ったら2020年に名称変更したらしい。かつては花月園という競輪場、更に前には遊園地があったとのこと。風流な名前である。

今年は10月頭から仕事で結構大変だったんだけど、なんとか年内に色々片付いて良かった。来年は忙しくても構わないけど、忙しさのボラティリティの小さい年になって欲しい。

なんとなくM-1前夜祭のチケットを入手したので、新宿の三角広場へ。昔はだだっ広い広場だったのだけど、周りを囲ってガラス屋根を葺いたんだな。てっきり屋外で寒いと思っていた。

久しぶりにパイプ椅子に座ったんだけど、3時間座ってたらおケツが痛くなりました。骨盤で肉が潰れそうで、途中からはマフラーを座布団代わりに敷いてたけどそれでもキツかった。

周囲には翌日の敗者復活用の幟とかがセッティングされていて、その前で写真を撮ってるファンとかがいた。案外トム・ブラウンのところで可愛い女の子が写真撮ってたり(案外って言うな)。

歴代チャンピオンがネタをやるという企画だったんだけど、最初のトレンディエンジェルが酷くて。ネタじゃなくて音響。たかしの声がほとんど聞こえない。
座席が後ろ1/3ぐらいだったせいもあるとは思うんだけど、斉藤さんの声は入ってもたかしの声がかすれかすれ。出囃子もディストーションがかかってて、かつスカスカみたいな感じで、マイクの問題も、スピーカーの問題もありそうでした。多分、途中からフォローのマイクを入れたのか、後の方のネタは聞きやすくはなったけど、それでも小声のツッコミ(ミルクボーイ駒場とか)とかは注意しないと聞き取れない感じで、これ、敗者復活のときには解決してたんだろうか。

そんな中でもミルクボーイは面白かったですね。他のチャンピオンに比べて舞台の数が多いんかな、と思わせる間合いなど熟練の感じがありました。あとは銀シャリかなぁ。パンクブーブーが体調不良で見られなかったのは残念。

翌日は有馬記念が終わってから追っかけでM-1 敗者復活。個人的にはヘンダーソンだと思ったんだけど残念。やっぱり舞台の下でフォローのマイクが動いてましたね。
本戦はヤーレンズだと思ったんだけど、令和ロマンも面白かったので妥当なところか。なんか最初から さや香を優勝させなきゃみたいな空気があった気がしたんだけどなぁ。一本目そんなに面白かったかしら。
さや香はこの先笑い飯になるのか和牛になるのか、どうなんでしょう。

一番人気が4倍を超える有馬は3回目だったのかな。イクイノックス引退、リバティアイランド回避ということで、抜きん出た実力、人気の馬がいなかった。
本命はジャスティンパレスで広めにはって荒れないとガミるなー、という買い方をしていた。

スタートしていきなり最後尾、1000m通過が60秒ちょっとというところで、これは後ろは届かないんじゃないかと思ってたんだけど、案の定追い込んで4着。10番しか見てなかったので前3頭がなんだったか分からなかった。見ればドウデュースが勝ったと。マイラーだと見切って買っていなかったので、ジャスティンパレスが3着に入ったところで当たりは無かった訳だ。

スプリンターズSなのかと思わせるぐらいのルメールのロケットスタート、ジャスティンパレスのちょっと前から4コーナー大外をぶん回しながら絶妙に差した武、ギリギリ行けそうな逃げを見せて引退したタイトルホルダーと、終わってみれば素晴らしい有馬でした。負けて悔いなし。
3歳牡馬2頭はいまいちだったので来年以降どうなんだろうか。タスティエーラは成長分とか言ってたけど結果として重たかったのかなぁ。

そんなクリスマスイブでした。

週末、面白そうなイベントを発見したので行ってみた。

場所は白山から本郷側にぐっと坂を上がった場所にある旅館。老朽化のためリノベーションをするとかで、その前に酒イベントを開催するというのである。

近頃はチケット制が多い中で、昔ながらの3000円で各蔵のお酒を飲み放題というスタイル。コロナ禍で酒蔵が厳しく、チケット制が増えたのかな、なんて思っているんだけど、元に戻って欲しいものである。

参加蔵も良きところがそれなりの数集まっていた。上の写真には映り切っていない。ちなみにここは地下の浴場で壁は龍宮城をモチーフにしたモザイクになっていて深めの風呂が真ん中にあるという現在では変わった造り。道後温泉も洗い場の真ん中に浴槽があったな、なんて思い出す。

各お部屋に酒蔵の方がいる、というスタイルだったのだけど、部屋ごとに天井の趣向が異なり、なんといっても床柱が立派だった。五橋の蔵元は「もう職人がいないからね、こんな立派なのはもう無いよ。建て壊すんだったら貰いたいよ」と言っていた。ただ、欄間はお金かけなかったんだな、とも。なるほど言われてみれば。旧家を知る人の言葉かもしれぬ。

いわゆる「風情」があって、鬼平よろしく軒に腰掛けて外を眺めながら盃を口に運んだりできて良い。

ただまぁ、天井は低いし階段は急で危なっかしいし、トイレ等の設備も怪しいし、古いだけで良いというわけでもないわな。こうやって一時を過ごすから良く感じるわけで、住んだり長逗留するには厳しそうだ。

2時間ほどの滞在で、混み具合もちょうどよく、ご機嫌で帰路につきました。

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